ホーンブロワーの1は見逃しましたが、2と3はがんばって起きて見ました。
船という閉ざされた環境で規律を正すために、上司の意見は絶対的拘束力があります。命令に背いたり、喧嘩の仲裁に入った上官を物のはずみで殴っても、軍法会議で縛り首決定。理不尽な艦長の命令にも随わなければならず、大変だなー。自分には絶対無理。下っ端になめられたら最後、辛い人間関係に陥るのだもの。
「マスター・アンド・コマンダー」ではそんな状況に耐えられず、自殺してしまう子もいたし。一人になれる空間が無いに等しいのはきついですね。
「ホーン・ブロワー2」前編は艦長との心理戦で、見ているこちらも胃が痛くなる思い。ウェラードに対しては完全にイジメ。アヘン中毒になってしまったし。後編の最後、まさか深夜に泣かされるとは思いませんでした。
そのあと3時間ほど睡眠を取り、出勤。難しい内容の仕事ではなかったので、なんとか持ちこたえました。「24」で鍛えられたという話もあり。
「ホーンブロワー3」ああ、結婚してパパになってしまいました。ホーンブロワー。嫁にもう少し優しくしてあげてください。同情からの結婚と言っても、自分からプロポーズしたんだしさ。プロポーズしたあと、「本当にこれでいいのか」という真顔になるのはリアルすぎ。結婚式の前、緊張のあまりトイレで嘔吐するのもリアル。ブッシュ副長が心配していますよ。
しかも新婚早々、「家庭で仕事の話をしたくない夫と仕事の話を聞きたい妻」というシチェーションで喧嘩してるし。
確かに戦場で何人も人が死んだのを目撃した後で「冒険の話を聞かせて」と呑気に言われたら、ブチ切れると思いますが。
本題のイギリス対フランス(アイルランド)という図式よりも、ホーンブロワーの新婚生活に注目してしまいましたよ。
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