シーズン2の第一話でも流れてきたあの音楽で始まります。
ジュリーという女性が登場し、自宅で読書会を開いています。スティーブン・キングの小説を選び、批難されているようです。会話がヒートアップして来たところで、地震に襲われます。外に飛び出してみると、周囲の家々からも住人が出てきて不安そうにしている。飛行機が飛んでくるような音がして、空を見上げるとジャンボ機から火花が散り、爆発して胴体から二つに割れて地上へと落下していく。
住民の中にヘンリーがいて、グッドウィンとイーサンに墜落現場に行き乗客に紛れ込むようにと命じる。
デズモンドがコードを入力しなかったために、飛行機が墜落したのは事実だったのでしょうか。
それにあの島の反対側に、住宅地が広がっていてゴルフまでやっているなんて。
住宅地のそこかしこにダーマ・イニシアティブのロゴが見受けられます。
普通に生活している人たちもいるのに、ステーションと呼ばれる施設もある。
うーん、一体ここは…。
ウォルトと引き換えに、他の者たちに捕まってしまったケイト、ジャック、ソーヤーの三人。
ジャックが目覚めたのは窓の無い、薄暗い部屋。壁の一面は、厚いプラスチックになっている。
左腕にはばんそうこうが貼ってある。採血されたようですが、何のためにそんなことを。
天井から釣り下がっている鎖に気付いたジャックは、とにかく全体重をかけて引っ張ってみます。
そうこうしていると、引っ張るのを止めるようにと壁越しに命じられました。
女性が食事のトレーと水を持って立っています。ジャックに部屋の隅に、両手を後ろにして座るように言うのですが、ジャックが素直に従うはずもなく。
ソーヤーが目覚めたのは、檻の中。動物園の檻のようです。向かい側の檻には少年が居る。ソーヤーが話し掛けても、返事する気力がない。他に人の姿はありません。
ケイトが目覚めたのはロッカールームの床の上。トムが側にいて、シャワーを浴びるように言われます。
トムがいる前で服を脱ぐわけにはいかないので、出て行くように話すと、ケイトのことはタイプじゃないとニタニタしながら出て行きます。嫌な奴。
シャワーから出てくると、ロッカーに入れたはずの服がない。
辺りを見回すと、これを着ろと書かれたメモが貼ってあるロッカーを見つけます。そこにあったのはミニスカートのドレス。体の線がはっきり分かる、ぴったりとしたドレスです。白い生地に、南国の花が描かれています。
久しぶりにドレスを着れて、嬉しそうです。
そのまま何処かへと連れていかれるケイト。たどり着いた先は、ビーチでした。そこではパラソルの下に、テーブルと椅子があり、朝食の準備がされていました。でも相手がヘンリーじゃねえ。
ソーヤーとジャックの安否を尋ねると、なぜソーヤーの名前を先に言ったのかと逆に質問されてしまいます。
ケイトの中ではソーヤーは守ってあげる人で、ジャックは守ってもらう人、という考えなのかなと思いましたが…。さて。
ケイトはソーヤーの向かいの檻に入れられてしまいます。
ソーヤーはケイトが無事と分かって嬉しそうです。にこにこしてます。こんな幸せそうなソーヤー見たこと無い。
お魚クッキーをケイトにプレゼントできたし。
今回はジャックの回想。
シーズン2の第一話もジャックだったんですよね…。パターン化するのかしら。
えーと、奥さんのサラとの離婚がもつれて、裁判になりそうです。ジャックはサラの新しい恋人のことを知りたくて知りたくて、疑心暗鬼になってます。こんなストーカーになっていたなんて(泣)サラにしたら、今更何をという感じでしょうし、ジャックが追いすがって来るのもざまあ見ろってなもんでしょう。
ジャックが疑った相手は実の父親でした。
サラはジャックとの連絡は絶ちましたが、彼の父親とは連絡を取っていました。ジャックの様子がおかしいので、相談していたのでしょう。でも一度頭に浮かんだ妄想は、簡単には断ち切れません。
アルコール依存症の治療のために、集団カウンセリングに参加しようとしていた父親の後を追い、他の人たちの面前で殴りつけてしまいました。
ジャックは留置所行き、父親は再びアルコールに溺れてしまいます。
なんだよー、ジャックなんてことしていたんだよ(泣)こんなに弱い人だなんて思いもしなかった。
ジャックのお父さん、お酒には弱かったかもしれないけど、善い人じゃないですか。
外科部長で優秀な父親に対するコンプレックスは分かるけど、でもジャックのことをいつも心配していたのは父親だと思う。
ジャックのもとに現れた女性は、ジュリエットと名乗った。彼女はジャックのことは、家族や交友関係も含めて全て知っているという。
ジャックが知りたいこともジュリエットは知っている。
ジャックが一番知りたかったことは、サラの恋人がどんな人物なのかということ。それでもサラの幸せだけを尋ね、ジャックは涙ぐむ。
ジャックの閉じ込められている部屋から出てきたジュリエットを、ヘンリーが待ち構えていた。
「よくやった」
「どういたしまして。ベン」
ベンって誰だよ。ヘンリーは偽名だったのですね。
IMDb見ていたら、彼の出番は合計8エピソードのはずが、プロデューサーたちが気に入ってレギュラー化したそうです。あの拷問されても動じない、強かな演技は何を考えているか全く読み取れません。LOSTにぴったりですものね。
ジャックの閉じ込められた場所もダーマ社のステーションの一つ。
ケイトが二週間後には酷い目に遭う、とはどのような意味なのか。
続きが気になります。
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