映画「白バラの祈り」をやっとこさ観てきました。チケット売り場に、カメラを片手にした撮影隊がいまして。
横目で見たらフ○テレビでした。映画を見終えたばかりの人たちを捕まえて、感想を聞こうとしていたようです。チケット売り場にいても仕方ないので、劇場出口の方に方向転換してましたね。
危ない危ない。
映画は久しぶりに、いいものを観たという感じです。ゾフィーの真正直なところが格好いいです。
ゲシュタポ相手にひるむことなく、自分の意志をはっきりと述べるところとか。
法廷でも、ナチスの方が自分たちの弱いところを突かれて、もじもじしてしまっていたし。
二時間、あっという間でした。室内での心理戦が上映時間のほとんどを占めているため、会話に集中しなくてはなりませんが、ゾフィーの頭の良さ、機転に感心させられます。
彼女が大学で反ナチのビラをまいたのもミュンヘン、その約三十年後にはオリンピック会場でテロが起きたのもミュンヘン。涙がつきない土地なのかしら、ミュンヘンは。
映画のあとは、3月12日まで丸ビルで開催されているアカデミー協会公認50デザイナー/50コスチュームを見に行きました。
しかも丸ビルの場所をうろ覚えだったため、間違って東京ビルTOKIAに入っていってしまいました。
でも、ここではアカデミー賞でのレッドカーペットを通路に再現していて、授賞式の写真パネルが展示されていました。そしてさらに彷徨いつつ、ようやく丸ビル到着。
衣装は無料で見られるのですが、携帯も含めて写真撮影は禁止。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」でのジョニー・デップの衣装や、「グラディエーター」でのホアキン・フェニックスの衣装が見られて良かったです。今年のアカデミー賞主演女優賞を受賞したリース・ウィザースプーンが映画「キューティ・ブロンド/ハッピーMAX」で来たピンクのスーツがありましたが、細いのなんの!!パンプスがこれまた華奢な作りなんですが、汚れてよれよれになっていたのは、撮影が大変だった証なのかしら。
「ファイト・クラブ」のブラッド・ピットのもありましたが、説明がなければ何だか分かりません・・。
「ラブ・アクチュアリー」でのキーラ・ナイトレイの衣装、これもウエストが物凄く細くて!
キーラ・ナイトレイって、スクリーンで観るとがっしりしているイメージがあるのですが、そんなこと全然なくて。
腕なんかも細身な作りになってます。
「シャフト」のサミュエル・L・ジャクソンや「ニューオーリンズ・トライアル」のダスティン・ホフマンは、思ったよりもかなり肩幅があってがっしりとしてます。
「フリーダ」のサルマ・ハエックの衣装は、デザイン画が他のものたちと違ってこっていました。
疲れていたけど、行った甲斐がありました。なんかミニコンサートとかもやっていたし。人だかりが出来ていて、誰が来ていたのかは確認できなかったのですけど。
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