で、殺人模型の犯人にショックです。
漂白剤が共通項というホッジスの予想が当たっていたのは嬉しいなあ。
清掃員だったら、漂白剤を使用しますものね。家に忍び込んで、じっくり観察することも可能です。
しかしCSIにまで就職していたとは!!グリッソムって、犯人に好かれるタイプかなと(汗)
里子の一人だったナタリー・デイビスが犯人でした。里子として各地を転々とし、彼女が7、8歳ごろだった82年当時の里親はナタリーを数ヶ月で手放していました。その女性は現在も里親として、大勢の子どもを預かっています。この家にやって来たその日の子どもたちの写真を、ずっと保存していました。そこにはナタリーの写真も。里親の女性は、長年の経験から“傷ついた子ども”と“壊れてしまった子ども”の違いが分かると語ります。ナタリーは後者でした。彼女はベッドの上段に上り、小さな女の子を突き落としてしまいました。それがきっかけで、この家を出されてしまったのです。
ナタリーの父親は腹話術師として、ラスベガスで働いています。なんだかとってもシュールなショーですよ・・・キャサリンは「まるでデビッド・リンチの映画ね」てなことを言ってましたが、激しく同意です。
父親がショーで使用している人形は、“クロエ”という名です。ナタリーの妹だった少女の名。父親は、二人はまるで光と闇だったと語ります。クロエが光でナタリーは闇。クロエは愛らしくて父親から可愛がられていました。そんなある日、事件が起こります。クロエがツリーハウスから転落して亡くなったのです。背後にいたのはナタリー。涙ながらにクロエの血を漂白剤でふき取る父親の姿。ツリーハウスから見下ろす下界は、まるで箱庭のようです。
グリッソムのオフィスに入り込み、ナタリーは堂々と次の模型を机上に置いて行きました。
模型には赤いスポーツカーの下敷きになっているサラの姿が。
なんとかしてはいずり出そうと、もがいている指先が痛々しい。
ナタリーは一ヶ月以上もここで働いていました。連絡先の住所はアーニー・デルのもの。
赤いスポーツカーはスクラップ事故として処理されたもので、担当はサラでした。
グリッソムがサラに対して愛情を抱いている様子を、ふとした動作から見抜くなんて。
アーニー・デルを除いて、誰からも愛されずにきたナタリーだからこそ、他人の愛情には敏感なのかもしれません。
CSIメンバー揃っての会議中に、思わずぽろりと本音をもらしたグリッソム。
自分が唯一愛したものを、ナタリーは奪おうとしている。
皆「ええっ!?そうだったの!!」という表情でしたが、事が事だけに突っ込みはなしでしたね~。
ナタリーの大事なアーニー・デルを奪ったグリッソムは、復讐の罠からサラを救い出せるのでしょうか。
ナタリーはすっかり妄想の世界に閉じこもってしまったけれど、グリッソムがサラを愛していることに嫉妬しているようでした。広い砂漠の中では、何処にいるか探し出すのは容易ではない。
これで次回に続くなんて~。あと半年待たなければならないとは!!
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