ボスのアンホフと初代GSG-9で共に活躍したブランクの葬儀の日。
事務次官を狙った狙撃事件が起こり、庇ったボスが撃たれてしまいました。
弾が急所を外れていたこともあり、手術の結果一命を取り留めましたが、予断を許さない状況です。
ボスの奥さんを初めてお目にしましたよ。
きっと苦労してきたんだろうなと想像(酷い)
なんとなくゲープの奥さんと雰囲気が似てるなあと思ったのですが。
司令官代理として、GSG-9の教官であるマレクが登場です。
ヘルムホルツがえらいくってかかってます・・・何だかんだ言っても、アンホフ以外の人がボスなのは認められないのかな~。デミアもなんだよ偉そうにしちゃって!!と、かなり怒ってますけどね。
狙撃したライフルは、遠隔操作によるものでした。
ライフルの持ち主のフィッシャーは、アンホフやブランクと同じ初代GSG-9のメンバーでした。しかし、74年に依願退職しています。精神的に不安定になってしまったのが原因でした。
ヘルムホルツは、この74年に起きたある事件のファイルにアクセスが出来ないことから、このことが切っ掛けで今回の事件が起きているのではないかと予想するのですが。
フィッシャーの飼い犬にびくつくフレディ。飛び掛かられたわけでもないのに、固まってます(笑)
フランクはなれたもので、なんだよ可愛い犬じゃないかとお気に召した様子。
しかしこの犬、足が長いわ。あんまり見かけない犬種ですね。とても大きい黒犬です。隠れているご主人様の元へ走っていくあたり、とても忠実なんだけれど、このときばかりはフィッシャーも焦ったことでしょう。
さすがに現役GSG-9四人に取り囲まれては、手も足も出ません。
フィッシャーは自分の銃が盗まれたこと、ブランクが火事で命を失ったことには繋がりがあると話をします。
何かに気づいた黒犬が、吠えながら走っていきました。これが罠だとは知る由もなく。フィッシャーまでお亡くなりになりました。怪我を負った犬の心配をするフランクが可愛いなと。
初代GSG-9のメンバー四人のうち、二人が死亡、一人が重体を負ってしまいました。
1974年に起きたハンブルクのサッカースタジアムでのテロ事件に、端を発していたのです。
屋台に仕掛けられた爆弾を解除する時間がなく、スタジアムの外で爆発をさせました。
が、車内の確認を怠ったために、中に人がいたことに気づかなかったのです。
火達磨になって車から飛び出してきた人影。その息子が事件の犯人でした。
四人目のキューネルトは、家族と約束された将来を奪われ、悲嘆して自殺してしまいました。
残るはアンホフのみ。
四人の一番大事な物を奪うことが、犯人の目的だったのです。
アンホフにとっては奥さんが一番大事なわけで。
ヘルムホルツ後ろだよ後ろ!!
とドリフのコント的展開にかなりイライラさせられましたが。
ためらわずに犯人の急所を撃ったヘルムホルツって凄いなあと。警告しなかったのって問題にならないのかな。ならないんだろうな・・・
フランクはザビーネに、黒犬を飼ってもいいかな~とおねだりの電話中。
「大型犬じゃないから」
って、十分大型犬ですから!!いや、フランクにとっては大型犬じゃないってことなのか。デミアも突っ込みをいれたそうだったけど~。
ボスは自分の勲章授与式を、無言で去っていきました。
他言無用と誓った結果、その事件が元で精神に異常をきたした青年が犯人で、四人のうち自分一人が助かったのでは、何処にも救いがありません。74年の事件も伏せられたままですし。
そりゃ勲章など貰えないですよ。様々な事情が重なったとはいえ、ボスの背中が寂しそうでした。
この仕事が嫌になったりしないかな。
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