損保ジャパン東郷青児で7月1日まで開催中の「ペルージノ ラファエロが師と仰いだ神のごとき人」展に行って来ました。
入って直ぐの部屋に飾られている天使の絵、ベネデット・ボンフィーリの「受難具を持つ天使たち」はキリストが磔刑にされたときの釘や鞭などを手にしているのですが、どれも皆悲しそうな表情をしています。天使の輪は金で表現されているのですが、細かい装飾に見とれてしまいます。
ペルジーノの作品では「石棺の上のキリスト」が一番良かったです。両手の聖痕を見せ、やや俯け加減に目を閉じているキリスト。背景の闇から白い光が浮かび上がっているよう。
「聖ヒエロニムスと聖マグダラのマリアをともなうピエタ」も良いですね。
約四十展が展示されているので、三十分ぐらいで見て回れます。
実際に教会に飾ってあるところを見てみたいなあと、思いました。解説も詳しく書いてあるので、分かりやすいかなと。
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