芸大美術館にて8月20日まで開催中の「ルーヴル美術館展」に行ってきました。
古代ギリシアの彫刻、墓碑、石碑、陶器、工芸品などが展示されています。
地下一階にある展示室から見て回ります。
アテナ・パルテノス(通称 首飾りをつけたミネルヴァ)を見た瞬間、心のなかで「沙織さん!!」と叫んでしまった自分・・・。どうやら心の小宇宙に火が点いてしまったようです(笑)いやー、懐かしいですね星○士○矢。まさかこんなところで思い出してしまうとは。パルテノン神殿にあるアテナ像の、六分の一サイズの模刻だそうです。
アテナは戦神なのでアフロディテとは違い、素肌をさらすことがありませんね。
売店にてポストカード購入してしまいました。
もう一つのお気に入りは、葬礼記念碑:ライオン。これも見た瞬間に、心のなかで「アスラン!!」と叫んでしまいました。いやー、こんなところでナル○ア物語思い出すなんて。
こちらもポストカード購入しました。一緒に行った友人も、こちらの作品を気に入ったようです。
爪を出して、今にも飛び掛らんとするライオンの像。爪先にまで力がみなぎっています。尻尾の毛先が、さらさらと地面を打っています。
地下を見終えたら、エレベーターで二階へと上がります。
教科書で学ぶ三人の哲学者、ソクラテス、プラトン、アリストテレスの大理石の肖像がお出迎え。
このフロアには、ポスター等に使用されている「ルーヴル美術館門外不出」の「アルルのヴィーナス像」があります。ポスターでは背景が黒色だからか、何処か寂しげな感じがしますが、実物はもっと温和な表情をしています。後半はこのヴィーナス像を始め、アフロディテの作品が多くあります。立ち姿ではわかりませんが、うずくまっている姿はお腹のあたりが三段になっていて、なんとなく親近感が(笑)
「ボルゲーゼの~」という、作品が多いのが気になったのですが、ローマのボルゲーゼ家のコレクションから購入したものなんだそうです。ボルゲーゼ美術館、卒業旅行のときに行ったら改修工事中でほとんど見られなかったんだよねぇ・・。
ミロのヴィーナスを3DCG映像で観られるコーナーがありました。
入り口のところで特殊眼鏡を貸してくれます。しかし自分は眼鏡人なので、眼鏡の上にまた眼鏡という状態で観賞。こういうとき、コンタクトにすればなーと思ってしまいます。混雑時には、3Dで観られないこともあるそうです。昔、某テーマパークにあった某ジャクソン氏が登場する3D映像「キャプテン~」を思い出だす自分って・・。
最初はハイビジョン映像の上映、そのあとで注意書きが出て3D映像が始まります。
小さな星のようなものが集まってきて、それがDNAの螺旋のように繋がり、次第にミロのヴィーナスの形を取っていきます。普通では見られないアングルで、ミロのヴィーナスをじっくり見られます。3Dも違和感なく、技術の進歩って凄いですねぇ。
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