江戸東京博物館で12月10日まで開催中の「江戸の誘惑展-ボストン美術館所蔵 江戸の肉筆浮世絵展」に行って来ました。
平日の午後に行きましたが、混雑していても何とか自分のペースでも見られる感じです。
年齢層は高めなので、夕方から夜間(土曜)ならもっと空いているかもしれません。
鳥山石燕の「百鬼夜行図巻」の唯一現存するとされる肉筆画が展示されてます。
お目当てはこれです。京極堂シリーズの新刊がこの前発売されたのも、何かの縁でしょうか。
絵巻物なので部分しか見られませんが、しっかりと目に焼き付けて来ました。
牛鬼、犬神、がごぜの部分がポストカードになってました。
妖怪の名前、間違っていたらすいません。
江戸の四季、吉原の遊女を描いた作品が数多くありました。
着物の柄が微細に描かれています。
絵を見ていると、冬でも裸足だったり。当事の風俗が分かるのも面白いです。
菱川師宣、北斎、歌麿、広重、鈴木春信など、美術の教科書に出てくる人の作品が山盛り。
あっという間に見終わってしまいました。
良い天気だったので、近くにある安田庭園をお散歩。

両国国技館内にある相撲博物館が、入場料無料で開館中だったので、寄って見ました。
寄贈された資料を中心とした所蔵展です。
細かい刺繍が施された化粧廻し、お相撲さんの足袋、めんこシートなど様々な物があります。
国技館の前では、本物のお相撲さんに遭遇したり。
充実した一日でした。
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