森美術館で7月13日まで開催中の『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』に行って来ました。
入口で無料音声ガイドの貸出しが行われています。これをお借りして聴きながら、約一時間ほどで見学できました。
現代美術の作品に、解説用のパネルが付いているのを見かけたことはほとんどありません。作品を深く理解するために、音声ガイドはとても役に立ちました。
現代美術は見ているだけでも好きなのですが、これって一体何のためにつくったのかなと思うこともあるので。
デミアン・ハーストの『母と子、分断されて』を一度観てみたかったのです。
さすがに母牛の切断部分に入っては行けませんでしたが。
人が近づくと、その振動で青色のホルマリンがゆらゆらと揺らめくのです。
ガラスにその像が反射されて、非現実の世界にぼーっと見入ってしまいました。
変な角度を眺めていたので、怪しい人と思われたかも・・・
これって本当の母子でなければ、その時点で“分断”されてるよなあと新たな妄想がわいてきたり。
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