同じく担当した警察官ノーマンが汚職が暴かれて自殺したことで、雲行きが怪しくなってきました。
三日後に死刑が決まった犯人のアンドレが、ウィルに電話をかけてきたのです。
自分もノーマンに手紙を盗まれはめられた、無実なんだと。
今回はいつもと違って、オープニングタイトルが出ただけです。
これは何かあるに違いない?!
手紙は、引越しの当日にした無礼を謝罪するために書いたもの。
夜中の一時に訪問したのは、バーの閉店時間まで酒を口にしなければ、人生をやり直せるんだと自分に賭けていたから。アンドレはお酒が原因で刑務所に入ることになったのでした。
ケイトの血が靴に付いていたから、犯人と確定するなんて、ちょっとCSIの力を侮ってませんか?!ケイトの体に、犯人の残した証拠が付着していたかもしれないのに。
ケイトの父親は、娘の亡骸を見て、犯人を絶対に許せないと誓ったそうです。それまでは、死刑は反対の立場だったにも関わらず。父親はアンドレが家の中にいるのは見ていなかったのです。
ケイトの友人だったバービーが、自分のせいでケイトは死ぬはめになったと、重い口を開きました。
バービーはアンドレに気があたったのに上手くいかず、ケイトがアンドレに興味を持ったと知るや、ポケベルの番号を教えて電話するように何度もせっついたのでした。
ケイトはアンドレに電話をした。
だったら、ドアが開いているのも、理に叶います。
あと七時間。
父親はケイトが電話をしていたことを知っていました。でも黙っていた。
ウィルとスティルマンが検事補にかけあって、証拠の見直しを訴えても相手にされず。
ウィルがアンドレに、電話のことを確認しても、ポケベルは無くしたから電話など知らない、俺は無実だの一点張り。
そして死刑執行の時間に。
最期まで無実を訴えたアンドレ。彼はウィルを同じ地区で生まれ、ウィルの目の前で死刑となったのです。
どうも腑に落ちなかったウィルは、証拠保管室に潜り込み、手紙を見つけました。
これで、アンドレが真実を語っていたと証明されたのです。既に遅いけれど。
あの憎い検事補に一発くらってやって、拍手喝采ですよ。あー、すっきりした。ウィルの処分が心配だけれど…。
真犯人はあの人でしたが、なんだか居た堪れない話でした。やるせないですよ…。
やるべき仕事を面倒くさがってやらず、それで無実の人を死刑にした検事補が、クビになっただけなんて。先入観って怖いですわ。
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