以下の文章ではCSI:マイアミ5に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:マイアミ5 #7 残酷な性
サイドショーの会場で、調子に乗ってサンルーフから身を乗り出していた男性が、照明を吊り下げる紐に接触し、即死。
「事故だったら、なんで皆逃げ出したんだろう」
って、ウルフさん、あんな悲惨な事故だったら皆さん逃げ出しますって…。
てんやわんやな現場に、ドキュメンタリー監督だと名乗る男性マイク・ドイルが登場。
なんでも市の広報室が、CSIの仕事を市民に理解してもらうために依頼したそうですよ。ベガスでも同じようなことがありましたが、あの時がラボが一丸になって取材に応じてました。でも、今回はウルフ一人が引き受けることに。うーむ、ベガスとマイアミの違いがよく出てるなあと。
デルコは、またしてもウルフがマスコミと手を組む事を快く思っていません。
問題発生しましたから…。ウルフは上昇志向が強いしねえ。悪いことではないけれど。
被害者のデクスター・ギルマンはまだ19歳でした。
腕には死んだ後に轢かれた跡が残っています。酷い…。その跡のおかげで、特別なレース用の車だと分かったのですが。車を借りていたのは、被害者のデクスター。彼の車を盗んだ者がいるってわけです。支払いはグリーン・ロバーツという女性でした。彼女はデクスターのスポンサーだったわけですが、これまた酷い奴で。
カリーが聴取中に、グリーンの携帯が何度もバイブ振動しまして。電源切っとけ!!
グリーンは車を乗り逃げされたため、被害届けを出していました。
彼女は二十五歳までに稼いだお金と同額のお金を、両親からもらうことになっていたそうで。
そのために、デクスターを使ってサイドショーでリサーチをしていたのだとか。
いや~、平凡な家庭だったら二十五歳までに稼げる金額ってたかがしれていると思うのですが。
マイアミの金持ちはすることが違いますねえ、と嫌味の一つも言いたくなりますよ…。
サイドショーの会場で配られていたビールから、エヴァンという青年の指紋が見つかりました。
自称パシリ(泣)だそうで、デクスターが乗り出すのは有名だったと話をします。下っ端だから、参加者の名前は絶対に明かしません。
事件を通報したのは、エヴァンの父親スティーブでした。父子家庭で、息子が悪い友人たちと付き合って~という話を聞いて、しんみりするホレイショ。きっと弟のことを思い出してるんですね。
事件の現場を撮影した映像が、webにアップされていました。
ひぇ~、デビッドは見たくなかったと嘆きますが、証拠のためにカリーは何度も再生を指示。
犯人逮捕が優先ですから。
映像を繰り返し見ていると、油圧装置によって車の高さが変わったのだと分かりました。
でも、誰がこんなことを仕組む必要があったのかと。
サイドショーの摘発で、車のほとんどは盗難車だと判明。
一方、油圧装置に取り付けられていたトランスミッターが見つかりました。
ウルフ、ナタリアに黙っているなんて酷いです…。うーむ、なぜにナタリアにライバル意識を抱くのか。
エヴァンが機械をいじるのが好きだったと思い出したウルフは、デルコとともにエヴァンの自宅へと向かいます。
けれど、エヴァンの命は何者かに狙われていました。車で逃げようとしたところ、爆発、炎上したのです。
ウルフが運転席から引っ張り出し、デルコが消火器で火を消したため、殺人は未然に防がれました。
エヴァンの車には、簡単に手に入らないジェット燃料が使われていました。
ウルフはカリーとともに、地中のパイプから漏れ出したジェット燃料探しです。
ある家のプール工事現場に、何時の間にか燃料を盗むパイプが取り付けられていました。
作業中は、ちゃんと毎日チェック入れなきゃ駄目ですね(泣)
工事を担当したのは、エヴァンの父スティーブの会社だったとは。
「いい目してる」
ナタリアのこの台詞は、ウルフにとっては嫌味に聞こえるかも。ボウガンが刺さって、一時期が失明の危機でしたから。
燃料を盗むバルブに付いていた血は、デクスターのものでした。
車を盗んだルーク・ベイラーが再度呼び出されますが、証拠が不十分で釈放されてしまいます。
彼が車を盗み、スティーブが飛行機を準備し、海外で一儲けする計画だったのです。
入院中の息子を残して、父親は海外へ逃亡。
エヴァンが間違えて燃料を入れたのだといっても、言い分けにしか聞こえませんよ。
「こんな父親を忘れてしまうことを願おう」
いやー、まったくもってその通り!!
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