現在
老婦人が孤独死をし、身元を照会したところベティという女性だと分かりました。息子のオーティスを呼んで本人確認をしたところ、別人だという。この老夫人は何者なのでしょう。
オーティスによると母親のベティは躁鬱症で、彼が八歳の時に息子もろとも家を燃やそうとして病院に入れられていました。退院後に行方不明になり、遺体となって発見されたのです。オーティスの父親は再婚し、忘れられていると思ったオーティスも何も出来ないでいた。十数年たった今でも母親の顔は決して忘れない。
ベティは身元不明の女性に社会保障番号を奪われていた。
リリー髪の毛を下ろしましたね。可愛らしくなりました。
オーティスの娘が心配して付き添っています。祖母がどんな人だったか知りたいのだと。いい娘さんです。
きっとオーティスは自分が両親と疎遠だった分、自分の子供には愛情をたくさん与えているのでしょう。
入院することになったベティは、初日にカルメンという女性とトラブルを起してしまう。
カルメンは暗い絵ばかり描いていたため、裕福な家族が病院に無理やり閉じ込めていたのでした。
うーん当事はそんなことで病人扱いだったとは。
オルセー看護士長に話を聞くと、ベティが退院した日には誰も迎えに来なかったそうです。
可哀想に。ベティが本当に怖がっていたのはカルメンではなく、ゼルダだとも。
ゼルダはベティが退院した日の朝に退院していたのです。
当のゼルダは昔はブルネットだったのに、今はブロンドにしています。昔の方がすっきりアップにしていて良かったのになあ。彼女は夫を階段から突き落として、寝たきりにさせたため病院に入れられてしまいました。
誰にでも嫉妬して、要領が良かったから退院できたと看護士長は話をしていましたが、そんなに悪い人ではないと思いました。個人的な恨みでもあったんじゃないかと。
オーティスは母親に、自分が大事にしていたカウボーイの人形をお守り代わりにプレゼントしました。
セルだはそれを取り上げましたが、結局は返して上げたのです。矢張りいい人だ。
看護助手のアントンがベティと親しくしていて、それを目撃したベティの夫は浮気をしているのではないかと逆上。このアントンは他の患者たちとも親しくしていたのですが、それがあだとなってしまいました。
にしても、そんなに看護士長も激怒することないのに…。せめて下着はそのままにしていれば良かったかも。
カルメンそんなに悪いことしていたかなあ。
それでロボトミーって酷いと思うのですが。この時代には優れた治療法だと思われていたのが恐ろしいです。
身元不明の遺体は、歯型からカルメンだと分かりました。
しかしカルメンにはロボトミーの手術をした痕がない。
なら誰が受けたのか。
ベティが自ら進んで手術を受けたのでした。息子と会えなくなることを恐れて。ベティは明るくて純粋でいい人だと思うのですけど。あの火事さえなければ…。
ベティを殺した人物も家族を守るためにやったのだと。
他に方法がなかったのかと。殺害を命じる院長も院長だよ。でも今はもう亡くなっているし。
おばあちゃんが死んだからお父さんは笑わなくなったのね、というオーティスの娘の一言がこの悲劇の重さを表しています。最後にカルメンの個展を開催できたのが良かったです。
スコッティは異動してきたサットンの心配をしていると思ったら、下心ありだったんですねえ。
事実無根にしろ、男女間のトラブルで異動したなら当分はそっとしてあげればいいのに。
ヴェラはサットンあんまり良く思っていないみたいだし。
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