チアリーダーといえば『HEROES』を連想する今日この頃。
あのドラマでもリーダーの女は底意地が悪くて横柄で中身が空っぽ(byレイニー)だったけど、このドラマでも同じでした。
チアリーダーのイメージって、あんまり良くないのかなと思ってしまいます。なんで授業中まであの格好なんだろうとか。
リリーがホオジロザメのベッカを“ビッチ”呼ばわりしたのには、噴出してしまいました。よっぽど頭に来ていたんだなと。周囲の取り巻きたちは、さしずめ小判鮫ですね。
亡くなったレイニーがめちゃ可愛いかったです。チアリーダーに憧れていたけれども、現実を見てうんざりしてしまったように見えました。そこに現れたのが“名も無き者”の一人、ジョーだったわけで。学校内だけでなく、もっと広い視野で自分を見つめ直す。レイニーにはジョーとの会話一つ一つが、新鮮な驚きに満ち溢れていたようでした。でもジョーもレイニーの事件後に、大麻の現行犯五度目で学校を退学してしまったんですよね。ジョーも人には言えない孤独感を抱えていたのかな、なんて思うとレイニーの死にずっと責任を感じていたことも重ねると遣り切れないです。
自分も“名も無き者”タイプだけど、別にそれはそれでいいじゃないかと。
ただ、レイニーの親友セレステは違うのでした。チアリーダーになり、クラスの人気者になったからにはなんとしてもその座を死守したいタイプ。例え友人を死に追いやったとしても。
アメフト部のケーシーなんか、見る影もないほどオヤジ化が進んでいました。あれだけ偉そうに格好付けていても、その後の人生は落ち目に見えます。
ベッカも高校時代が人生のピーク。レイニーがチアリーダーを辞めたいのなら、すんなり辞めさせてあげればいいのに。自分の矜持ばかり気にしてるつまらない人間。勇気を持ってきっぱりと言い捨てたレイニーは強いなあと感動。いい人ばかりが死んでしまうなんて。
レイニーの母親は娘の死の理由が明らかになり、悲しみの中にも喜びが見てとれました。My daughter is hero.(うろ覚えですいません。)秘密のメモに書かれた言葉が、それを表していました。
PR