16歳になると都会に出て行き、将来を選択することができるとは知りませんでした。お恥ずかしながら、若き日のヴィゴ・モーテンセンがちらりと登場している映画『刑事ジョン・ブック』での知識しかなもので。
姿を消したアンナ・グンデは、レイチェルという少女とともに現代文明の世界へと旅立ったのでした。レイチェルの旦那さんとヴェラが意気投合し、最後のシーンではしっかりと見詰め合っていたのが
和めました。ヴェラは静かな暮らしが気に入ったようです。レイチェルの旦那さんもいい人だなあ…。
アンナは初めての世界に没頭し、レイチェルの側を離れてしまったのが悲劇の始まり。
あんなことがあっては、ますます村以外は怖いところだと思ってしまいますよ。
アンナの彼氏は、本当に危険人物でした。警告は間違っていなかったわけで。
先に都会に出て行った青年、名前がヤコブだったかな、彼は家族と疎遠になっていく覚悟ができていなかったように見えました。まだ甘えたかったのかなと。それで、アンナに逆ギレ。
次はアンナの妹がRumspringaを経験する番です。姉にあんなことがあったのに、軽やかに旅立っていく様になんだか違和感を感じてしまいました。
PR