以下の文章ではドラマ「ROME(ローマ)」に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
いよいよ残すところあと二話となりました。じわじわと放送時間が延びているのが気になる今日この頃。
エピソード盛り込まないと駄目なのでしょうけど…。
ヴォレヌスの奥さんニオベが自殺してしまい、子供たちは行方不明になってしまいました。
落ち込み、引きこもってしまったヴォレヌスの面倒を見てあげるプッロ。髭を剃ってあげるシーンにはうるうるっと来ましたよ。
アントニウスの軍勢にいたヴォレヌスに、子供たちが生きていて鉱山で奴隷として働いているとプッロが告げます。アントニウスに事情を説明し、子供たちの救出に向かいます。しかし、子供たちは母親を殺し、自分たちを奴隷にした父親を許すことができません。昔のヴォレヌスは子供たちと、どう向き合ったらいいか分からなかったから(泣)特に一番上の娘は、娼婦として働かされていたため、恨みも人一倍あります。
プッロも奥さんのエイレネを失うという悲劇が待ち受けていました。エイレネの婚約者を殺害してまで、プッロは彼女と一緒になりたかったのに(泣)しかしエイレネがプッロに「ヴォレヌスと私とどっちが大事なの??」攻撃に出るとは思いませんでしたよ(苦笑)
キケロ暗殺に向かったプッロが、屋敷の庭に成っている桃の実に夢中で、まるでお茶に呼ばれたかのような振る舞いをしているのが怖いと思いました。召使の行く末を心配するキケロに、覚悟を決める時間を与え、自分は桃を齧って待つのみ。「よし、いいぞ」桃を食べ終えたプッロは、剣を手にします。キケロの右側にたち、剣を首筋に当てると、そのままぶすりと突刺しました。一言うめき、肩から血を溢れさせながら、キケロは膝をつきます。前にばったりと倒れ、絶命しました。プッロは皆のもとへ帰ると、エイレネとハグして桃を渡します。
人を殺してきたなど、どうして分かるでしょう。自分の手を汚さないオクタヴィウスたちの方が悪いのだけれど。
ブルートゥスがピリッピの戦いに負け、セルウィリアのもとへデスマスクが届けられました。
半開きの口に苦悶の表情が見てとれます。
セルウィリアはアティアへの呪いを誓い、門前に行き朝から晩まで呪いの言葉を吐き続けました。
自分の命を犠牲にしてまで。召使の女性も後を追います。さすがのアティアもこれには、ちょっと恐れているようです。
この後に娘のオクタヴィアと愛人アントニウスの結婚が決まり、セルウィリアの呪いは成就したかのように見えます。事実アティアはセルウィリアの呪いの言葉を反芻し、自分の愛するアントニウスと結婚できなかった運命に愕然とします。
いきなり成長したオクタヴィアヌスですが、まだまだ若造(笑)整形したかのような目のぱっちり具合に驚きましたよ…。政治的な交渉は不得手で、ここ一番の危機には母親のアティアが登場したぐらい。それでアントニウスとの表向きの和解が成立したのですけどね。そんな母親の想いを裏切り、政略結婚として姉のオクタヴィアとアントニウスを結婚させる辺り、幼い頃に母親にされた様々な侮辱への仕返しもあるなと。
オクタヴィアヌスも、友人のアグリッパと姉のオクタヴィアが男女の関係になっているとは予想できなかったようです。アグリッパは、自分はオクタヴィアと結婚できない、地位も名誉もないから…と言っていましたが、現実となりました。しかも愛情より友情を取るとは!!そんなにオクタヴィアヌスが怖いのかしら。女の立場としては、怒り心頭ですよ。こんなの。
かくいうオクタヴィアヌスは、人の嫁さんを略奪ですよ。自分の地位が高ければ、離婚させるのも簡単なようで。
しかもそんな趣味があったなんて(苦笑)いや結婚生活には重要な問題だと思うけど。いきなり告白されたら驚きますよ。小さい頃にアントニウスに平手打ちされたのがトラウマになっているとか?!
エジプトへ渡ったアントニウスの前に現れたのはクレオパトラでした。そういえばクレオパトラの息子カエサリオンの父親ってプッロなんですよね。このドラマだと…。
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