デビッドは、麻薬中毒となったオーウェンを救いたい。でもオーウェンは麻薬自立施設を脱走し、街中をふらついています。デビッドも仕事が忙しくて、なかなか一緒にいられないからねえ…。公園にやって来たオーウェンは、制服姿で昼間からベンチに座っている少女に目をつけます。自分と同じ匂いがするのでしょうか。ニューヨークで一緒に住んでいた少女は、家出をしてきてたし。ナンパに成功したオーウェンは、デビッドが留守なのをいいことに、家へと連れ込むことに成功。
かなりハイテンションになっていた少女は、ドラッグを持っているから一緒にやらないかと誘ってきます。
オーウェンはデビッドとの約束を守るために、施設を飛び出してもドラッグはやらずにいたんですね。
でも誘惑には負けず、ドラッグをやってしまいます。少女は何度もドラッグを口にし、妹に対するコンプレックスをぶちまけます。ちょっとまずいんじゃない、という判断は今のオーウェンには出来ません。
突然ひきつけを起した少女は、そのまま死んでしまいました。どうみても過剰摂取によるもの。一緒にいたオーウェンの責任は重大です。すぐに救急車を呼んでいれば、助かった可能性もある。
職場に警官がやって来て、初めてデビッドはオーウェンに何があったのか知ることに。
デビッドは更生施設にオーウェンを行かせないように、裁判官に麻薬依存は遺伝子によるものだと懸命に説明します。うーん…なんでも遺伝子のせいにするのは如何なものかと。ジルもオーウェンの話を聞いて、同じような反応をしていました。遺伝子レベルで思いっきり否定されてるような気がします。オーウェンはデビッドの話を聞いてどんな風に思ったのかな。駄目な奴だと決め付けられて。
裁判官はオーウェンに更生施設に入るように命じました。遺伝子が悪いから、裁かれる必要はないじゃ、法律が必要ないものね。
集団自殺が起きている街で、飲み水や川の水から何かの卵が発見されました。
嫌だ、卵なんて…。うう何が出てくるのやら。
鬱になっている人々からフォルボールという物質が見つかった。これが鬱を誘発しているのだと言うのですが。
卵から出てきたのはミミズみたいな寄生虫でした。これが地下水に繁殖し、人や動物の体内に入ると中で増殖し、最後には宿主を入水自殺させ、また水中に戻るという循環を行っているのだと突き止められました。
だから鹿が川べりで死んでいたんですね。デビッドが思いっきりびびっていた鹿。
しかし誰もが寄生虫の思うように入水しなかったのです。亡くなった人の遺体からは、寄生虫は逃げ出してしまいます。だから原因が突き止められなかった。現在鬱状態の人の腸内を調べると、いるいる(泣)たくさんいますよ。虫下しを飲めば、快方に向かうということですが、水から寄生されるのは怖いなあ。
ジルが実験中にレトロウィルスを浴びてしまいました。
ウェスは機器の故障をジルに命じられてしまいます。ジルは自分がミスしたわけじゃないの一点張り。念のために病院に入院することになりました。ウェスも八つ当たりされて大変だ。ジルに嫌がらせをしている犯人を探せって。物が無くなったり、機器が故障しているのは何者かによるものだとジルは疑っているようですが。
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