サリャンを助けようとして、キハが放った炎がチョロの胸部にめり込みました。
そんなことになると予想もしてなかったため、とてもショックを受けている様子。だって、チョロに協力してもらって大長老を倒そうとしていたのだもの。
おまけに封印されていた記憶が蘇り、母親を目の前で殺害されたことやスジニが血の繋がった妹だった事が フラッシュバックとなって次々に表れます。
チョロを助けようと駆け寄ったスジニ。キハが炎を消せないと知るや、怒りが全身を駆け抜けていきます。チョロの体内に入り込んでいる炎が、スジニの手のひらから吸収されました。うう、サリャンが吹っ飛ばされてしまいましたよ。ヒドイ…
キハに攻め寄るスジニ。さすがのキハも反撃できません。お腹の子だけは助けて欲しい。母の願いが通じたのか、お腹の中にいる子供の力でスジニは吹き飛ばされ、気を失ってしまいました。
キハ様、感傷に浸ってないでサリャンに治療してあげてください(泣)意識朦朧としている彼を無理やり起こさないでください。うう。
大長老がスジニを知らなくて当然。キハがしっかり隠していたのだから。
キハは二千年前の事を覚えていないようです。うーん、チョロが思い出しているのだからキハもかと思っていたのですが。大長老は火を盗んだために恩恵を被り、死ぬことが許されない不死身の体になってしまったそうで。神話ではプロメテウスが火を盗み、人間に与えたことで罰されて、鳥に啄ばまれても翌朝には傷が回復という無限ループの拷問にあっていましたが。
まさか大長老ともあろうお方が、自殺を試みたことがあったなんて。
同じ力のキハでは殺せないのか~。やはりチョロに頼んでおけば、と思わずにはいられません。やはりタムドク対大長老の一騎打ちが再度行われるのかな。
ホゲはなりふり構わずに白虎の神器を手に入れました。もう他人に言われなくても、自分はチュシンの王の資格がないと自覚しているでしょう。もう先に進むことしか出来ないのが泣かせます。なんかもう目が据わってるし。
あの子供は正直者でした。上手いこと考えるなあ。パソン姉さんには気の毒だったけれど。
火傷の治療にはじゃがいもですね。子供のころに祖母が同じようなことをやってくれました。ひんやりして気持ちがいいのです。内臓にまで達する火傷って、チョロでなければ命はなかったでしょう。スジニは自分が暴走したことで、黒朱雀であると確信してしまったようす。キハの妊娠のことも覚えてないのかな。
村長はスジニを殺さなければと脅迫観念に駆られていますよ…
結局スジニが一人で死出の旅路を行くことになりました。
タムドクの背中で遠まわしにお別れを告げていたスジニ。タムドクがふざけてスジニの両手を自分の胸元に引き寄せました。スジニが後ろから抱きつくかたちです。
でも、スジニが自分からタムドクの手を握ろうとしたら、タムドクはさっと手を引いてしまいました。ヒドイ…自分からやっておきながら。スジニが自分に恋愛感情を抱いていると知らなかったんだなあ。妹みたいに可愛がっていたのか…香水も返されたのを、無理やり押し付けるかと思ったらそのままだし。
チョロがスジニ探索に行くのは嬉しいなあ。チョロの乙女ぶりが見られ
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