火天会とヨン・ガリョの姦計に陥ったヤン王。議員会議の承諾を得られず、タムドクを新王の座に即位させることはできませんでした。息子を人質に取られたと誤解した族長たちは、王に対して挙兵します。絶奴部族は王のために戦うと名乗り出ますが、ヤン王は自分たちの土地へと帰るように促します。ここで争いが起きては、無意味な血が流れるだけ。王様いい人なんだけど、ヨン・ガリョにかなり押され気味です。
タムドクはキハに伴われ、族長の息子たちを奪還すべく城を抜出しました。キハ、髪の毛下ろしている方が美人さんですねえ。二人が近づいても朱雀心臓は反応しないのが謎です。ホゲと一緒にいた時のことは、覚えていなかったみたいですし。キハが大長老に操られて、あの光が反応したのでしょうか…あの烙印がある限り、火天会から逃れられない。短刀を手に切り取ろうとしても、それさえ叶わない。うう、キハが自由になれる日は来るのでしょうか。
ヒョンゴは、タムドクとホゲのどちらがチュシンの王なのか調べるために村に戻りました。
うーん、一体何を調べたのでしょう(汗)結局、ヨン邸での目撃情報からホゲが王様だ~ってことになったようです。スジニが朱雀の守り主なら、キハは一体何者?という話になります。スジニがセオの生まれ変わりなら、カジンの生まれ変わりがホキなのでは…ヒョンミョンの案に納得するヒョンゴ。ならばスジニを早く助け出さなくては!!なんだかんだ言って、スジニを守りたいのですねえ。ヒョンゴは。
太子を守るように遣わされた騎馬隊ですが、タムドクに自刃を強要します。騎馬隊長は、あの時ヨン邸に居合わせていたのです。それで、ホゲがチュシンの王だと信じています。一つの国に王は二人もいらない。
味方だと思っていた人物に刃を向けられて、タムドクにも焦りが窺えます。ここで機転を利かせて逃れようとしたその時です。馬に乗ったホゲが登場~。タムドクと一緒にいるキハを目撃して、表情が曇ります。目が泳いでますよ…朱雀の守り主が、自分ではなく、タムドクに好意を寄せていると分かった瞬間です。
タムドクとキハの手が触れ合った時、タムドクの体から力が抜け、キハにもたれ掛りました。睡眠薬を染み込ませた針で、気を失わせたのです。
「クンネには二度と戻ってくるな」
タムドクが戻って来なければ争いは忌避できる。そうすればキハも悲しませないですむ。ホゲの優しさが、自分で自分の首を締めることになるなんて(泣)父親には馬鹿者と罵られ、タムドクとキハの仲を想像しては悲嘆に暮れる。ホゲ不幸すぎますよ…彼にはハッピーエンドを迎えて欲しいのですが…
ホゲの予感は的中。
タムドクに「信じていた君にも裏切られて…」とうるうる目で寂しさをこぼされた日には、違うって~と抱きつきますよ。キハでなくともね。あれ、自分はホゲを応援していたはずなのに(苦笑)腕枕の体勢のまま、幸せそうに熟睡しているタムドクが可愛かったです。目が覚めて、キハが戻って来ないと知ったときの悲しそうな表情が目に浮かびます…
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