各部族長の息子たちを殺害したと罠にはめられたタムドク。怒りに駆られた部族長たちは、部隊を派遣して城を取り囲みます。タムドクたちは助けを求めにテジャ城へと向かうのですが…機に乗じて火天会はヤン王の命をも狙います。キハはヤン王の加勢に向かいます。それが悲劇の始まりになるなど、思いも知らず。
火天会に反して、ヤン王を助けに行ったのに(泣)王は自分がいるとタムドクの邪魔になるからと自刃。それを助けようと、チュモ神剣を抜こうとしたキハの姿を目撃したカクタン。そりゃキハが刺し殺したと誤解してしまうシチュエーション…動揺して力の抑制ができないキハは、カクタンの右肩を神剣で壁へと突刺してしまいます。
ヤン王はタムドク即位のためにはキハが邪魔になると分かっていて、こうなることを見越した上でやったのでしょうか(泣)我が復讐を果たすためには、剣を手に王となれ。カクタンは王の遺言をなんとしてもタムドクに伝えなければなりません。
そこへ大長老登場。よくぞ仕出かしたと、火に油を注いでますし…気を失ったキハを抱き上げて、その場を去ってしまいます。命拾いしたカクタンは、肩に刺さった剣を引き抜きます。想像を絶する痛みだろうに。
城の様子を探りに来たスジニは、その凄惨な様に息を飲みます。カクタンと合流して、テジャ城へと共に向かうですが、高句麗の歴史に介入してはならないとヒョンゴの反対に遭ってしまいます。ここで見過ごす事のできるスジニではありませんから。なんだかんだでヒョンドも一緒に行く事に。村長、素直じゃないんだから!!
テジャ城へ着いたものの、城門は固く閉ざされています。チュ・ジュドが先回りをして、城主を言いくるめていたのでした。タムドクが王を殺害したと聞いては、城門を開けるわけにはいかないですよ。誰が本当の事を言っているのか、現段階で見極めるのは難しいでしょう。
ここでスジニたちが合流。カクタンは王の遺言とその最期を伝えます。が、キハが殺害したくだりになると、タムドクの態度が急変。ああカクタン(泣)命を掛けて来たのに冷たくあしらわれてしまいました。キハとタムドクの仲を知らないのだから、もっともなことだけど。何事が起きたのか理解できないまま、亡くなってしまったのかと思うと可哀想でなりません。
王の死を悼む時間もタムドクには与えられません。
ホゲを先頭に、火天会の追手に背後を取られてしまったタムドク一行。前門の虎、後門の狼。
セドゥル格好いい~。何があってもタムドクを守ります。
しかし多勢に無勢。タムドクとホゲの一対一の勝負と相成りました。ホゲは小型の弓矢でタムドクを狙いますが、急所を外れています。ホゲの母親の一件から、タムドクはその矢を避けることなく自ら受けるのでした。
なにこの男同士の友情(泣)
騎乗のホゲを地に這いつくばらせたのは、拍手喝采ものです。タムドクは槍で応戦し、干戈を交えて行きます。
ホゲは強いけれど、タムドクは更にその上にあるのは明らか。槍の刃先をホゲの胸元に突きつけ、にやりと笑って見せます。少しでも力を込めれば、ホゲの命は無いのは明らかです。
殺されると思ったホゲは、タムドクがその手を止めたことに驚きの表情。
テジャ城の城主は、ホゲたちがタムドクの味方だと思っていたのに、両者が争い出したために訝しんでいます。
チュ・ジュドの言い分けをそのまま鵜呑みにするのもどうかと思いますが…タムドクが芝居をして見せてるってのは、かなり無理があるでしょうに。しかし、矢の雨がタムドクたちに降り注ぎ(泣)皆、身を呈してタムドクを必死に守ります。
その時、強烈な白い光が周囲を包み込みました。
ヒョンゴが守っていた玄武の神器が、その力を現したのです。王が強い怒りを感じたとき~でしたか。うろ覚えですみません(汗)時が止まり、ただ一人動ける人物がいる。その者が王である、と。
白虎、青龍、朱雀が目覚めるためにも、必要な条件があるってことですか。次々に試練が待ち構えている予感がします。
臣下の遺体を丁重に並べ、タムドクたちはその場を去り、コムル村へと向かいました。
後に残された人々は、自分たちの見たものは何だったのかと思案に暮れています。流言飛語の怖さ、ここにありけり。またしても「王がホゲに王位を譲ろうとし、腹を立てたタムドクが王を殺害した」と城下に噂が。
キハとタムドクの潔白を証明できる証拠の手立ては、今の所何もありません。タムドクのキハへの想いって、揺れてしまってるのかな…なんだか心配です。
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