「サロメ」
フラメンコによるサロメ。アイーダ・ゴメスがサロメを演じています。
エロド王の人、28歳とか言ってましたがきっと自分の見間違いでしょう。
かなーり貫禄があります。
岩波文庫、福田恒在訳だと「サロメ、七つのヴェイルの踊りを踊る」の一文で表現されている所を、ダンスによって官能的に表現しています。
一枚ずつベールを脱いでいき、徐々に体の美しいラインが現れてきます。
最後、「おおーやってしまいましたか」という感じで素っ裸に。一瞬ですが、鬼気迫るものがあります。
「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」
アメリカ人男性とギリシア人女性が結婚するまでのラブコメディ。
アメリカ移民のギリシア人だと、アイデンティティーを守るためにも一層絆が固くなるのかなと。親戚の数がもの凄いです。良く集まり、食べ、飲む。だから太ると。
ギリシア人との結婚しか認めない、という女性の父親のために男性は改宗までする始末。こんな優しい人、そうそう見つからないよー。
「トンネル」
ベルリンの壁の下にトンネルを掘り、東側から西側へと亡命した人々の実話に基づく映画。某カップヌードルのCMを思い出してしまいます。
壁が崩壊したのが、つい数十年前。平和が増えるのではなく、争いが増加しているのは何故なのかと。
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