第77回アカデミー賞授賞式が開催されました。
作品賞-BEST PICTURE-
「ミリオンダラー・ベイビー」
作品賞がマーティン・スコセッシで、監督賞がクリント・イーストウッドに分かれるかと思っていたら。
しかしこの作品、日本ではまだ公開日さえも決まっていないという。
この結果により、公開日が早まってくれると嬉しいです。
監督賞-DIRECTING-
「クリント・イーストウッド」(ミリオンダラー・ベイビー)
プレゼンターのジュリア・ロバーツにキスされて、口元についた口紅を盛んに気にしていたのが可愛らしかったクリント・イーストウッド。彼の母親も会場に来ていましたが、もう96歳だそうです。うちは長生きの遺伝子だから、と言ってもクリント・イーストウッドも70歳越えていますから。なんか本当に見た目はおじいちゃんという感じ。
次回作では監督のみに専念し、演技はしないとインタビューで答えていましたが、まだまだ元気でいて欲しいです。
主演男優賞-ACTOR IN A LEADING ROLE-
「ジェイミー・フォックス」(Ray)
自分の祖母が演技の指導をしてくれたと、感謝の気持ちがこもった受賞スピーチでした。
夢の中でなら彼女に会えると。
コダックシアターで隣に座っていた少女は、ジェイミー・フォックスの娘さんだったのですね。
こんなに大きなお嬢さんがいるとは。年の離れた妹かと思っていました。恥ずかしい・・。
助演男優賞-ACTOR IN A SUPPORTING ROLE-
「モーガン・フリーマン」(ミリオンダラー・ベイビー)
授賞式においては、美術賞に続いて二番目にこの助演男優賞が発表されます。
ミリオンダラー・ベイビー、幸先が良いスタートでした。何かというと、クリント・イーストウッドが映し出されていたような。
主演女優賞-ACTRESS IN A LEADING ROLE-
「ヒラリー・スワンク」(ミリオンダラー・ベイビー)
5年前に授賞したばかりだったので、他の女優さんが授賞するかと思っていたのですが。
ボクサーの肉体を作り上げるために、過酷なトレーニングを三ヶ月続けたそうです。
スピーチは本当に喜びに溢れていました。
肉体改造といえば、レニー・ゼルヴィガー。助演男優賞のプレゼンターとして登場しましたが、ダイエットに成功していました。しかもブルネットだし。「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」の予告では、おもわず引いてしまうほどふっくらしていたのに。ただ体重の増減が激しいためか、脇の部分の皮膚がたるんでしまっているのが可哀想だなと思いました。
助演女優賞-ACTRESS IN A SUPPORTING ROLE-
「ケイト・ブランシェット」(アビエイター)
本日のケイト・ブランシェットは、可愛らしかったです。ドレスの色も、肌の色に良く似合っていたし。
ただ、ペネロペ・クロスも偶然似たようなドレスでした。お互い気まずいだろうな。
美術賞-ART DIRECTION-、撮影賞-CINEMATOGRAPHY-、衣装デザイン-COSTUME DESIGN-、編集賞-FILM EDITING-
「アビエイター」
編集賞のプレゼンターがオーランド・ブルームとキルスティン・ダンストでした。オーランドは「ロード・オブ・ザ・リング-旅の仲間-」がノミネートされた時には、会場にいれてもらえなかったという苦い経験が。行けば関係者は誰でも入れると思っていたようで。確かあの時は、ピーター・ジャクソンとイライジャ・ウッド、ショーン・アスティンが会場にいたはず。モヒカンの頃のオーランドが嘘のよう。
オーランドとキルスティンというと、映画「Elizabethtown」の組み合わせ。まだポスト・プロダクションの段階です。
コスプレしないオーランドが劇場で観られるのかな。
「アビエイター」のコメントをしたいのですが、未見なため撮影や編集については語れません。
長編アニメ映画賞-ANIMATED FEATURE FILM-、音響編集賞-SOUND EDITING-
「Mr.インクレディブル」
メイクアップ賞-MAKEUP-
「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
今がんばって原作を読んでいる途中です。ジム・キャリー演ずるオラフ伯爵が、次から次へとバレバレな変装をしていくこの作品。日本では5月公開予定。春休みではダメですか。そうですか。
プレゼンターがケイト・ブランシェット。舞台に上がらず、客席の通路で授賞式。でも、ほかのノミネート者も画面に映る時間が長くなるのは良いかと。
作曲賞-MUSIC (SCORE)-
「ネバーランド」
歌曲賞-MUSIC (SONG)-
「モーターサイクル・ダイアリーズ」
会場の様子がたまに映し出されるのですが、「今のプリンス?」と思っていたらプレゼンターとして登場。
スペイン語として初のノミネートで初受賞。おめでとうございます。
歌曲賞のパフォーマンスがこれまた、意外な人が。なんとアントニオ・バンデラスがスペイン語で歌ってくれました。ギターはカルロス・サンタナ。舞台の隅にモーターサイクルが置いてあったのが印象的。
レッド・カーペットでアントニオ・バンデラスがいたのは分かっていたのですが、「シュレック2」がノミネートされてるからだろうぐらいに思っていたら。
「オペラ座の怪人」ではビヨンセが歌い、アンドリュー=ロイド・ウェーバーがピアノを演奏。
録音賞-SOUND MIXING-
「Ray」
視覚効果賞-VISUAL EFFECTS-
「スパイダーマン2」
スピーチで「ロード・オブ・ザ・リング」に4作目がなくて良かったよ、と述べていたのに笑ってしまいました。
プレゼンターがジェイク・ギレンホールとチャン・ツィイー。ジェイク・ギレンホールはスパイダーマン役の候補に上がった事がありましたが。今の髪型はいまいち似合っていないような。
チャン・ツィイー顔小さい。「さゆり」どうなります事やら。
脚色賞-WRITING (ADAPTED SCREENPLAY)-
「サイド・ウェイ」
手堅く受賞。プレゼンターがアダム・サンドラーでしたが、本当はキャサリン・ゼタ・ジョーンズだったとか。
何があったのかな。
脚本賞-WRITING (ORIGINAL SCREENPLAY)-
「エターナル・サンシャイン」
こちらも手堅く受賞。
外国語映画賞-FOREIGN LANGUAGE FILM-
「海を飛ぶ夢」
最近地上波で放送された、ニコール・キッドマン主演「アザーズ」の監督さんが撮影した映画。
今度は実話に基づいた、尊厳死がテーマの映画です。本当に才能がある人は違うなと。まだ若いし。
長編ドキュメンタリー-DOCUMENTARY FEATURE-
「BORN INTO BROTHELS」
短編ドキュメンタリー-DOCUMENTARY SHORT SUBJECT-
「 MIGHTY TIMES: THE CHILDREN'S MARCH」
短編実写-SHORT FILM (LIVE ACTION)-
「WASP」
短編アニメ-SHORT FILM (ANIMATED)-
「RYAN」
授賞式としては昨年の方が面白かったです。各ノミネート作品の名シーンをつなげ合わせて、パロディにしてみせたりとか視覚的にも楽しませてくれました。今年は、クリス・タッカーの話術で時間をもたせるという感じで。ちょと地味だったような。
作品賞の発表の時、プレゼンターのバーバラ・ストライサンドがもったいぶったのが邪魔でした。
はっきりと「Oscar goes to~」と言って欲しかったです。
ゴードン・E・ソーヤー賞とい科学技術賞を、日本人の宮城島貞夫さんが受賞。おめでとうございます。
パナビジョンに勤めて、ワイドレンズの開発により「ベン・ハー」などの作品に関ったそうです。
プロジェクトXで取り上げられないかなー。
予想結果は24部門中、14部門的中。約6割ってとこですね。
昨年だったら、もっと的中率があがったのに。
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