「ドーン・オブ・ザ・デッド」がリメイク公開され、ロメロ監督も「ランド・オブ・ザ・デッド」を公開するなどゾンビ祭りだったここ最近。残念ながらイギリス産ゾンビ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」は日本未公開でした。イギリスの映画雑誌「EMPIRE」などでかなり評判が良かったので公開を楽しみにしていたのに。
しかし、ついにWOWOWにて放送決定。
ロマンティック・ゾンビ・コメディ(rom-zom-com)というのも観て納得。
「ショーン・オブ・ザ・デッド」の内容はというと、主人公のショーン(サイモン・ペッグ)は付き合っている彼女リズ(ケイト・アシュフィールド)とマンネリ状態。デートといえば、御馴染みのパブ「ウィンチェスター」に行くだけ。
しかも、ショーンの友人エド(ニック・フロストニート。ゲームおたく。ショーンの家に居候中。)が必ずついて来る。
エドはニートでゲームおたく、ショーンの家に居候中という困り者。
リズはとうとう別れを決意。
未練タラタラのショーンはエドと一緒にウィンチェスターで飲み潰れる。翌朝、街はドラッグ中毒患者のような人々で溢れ返っていた。
遺体が蘇るという異常事態の原因は、アメリカの衛星が軌道から外れてイギリス上空で爆発した・・・という事にありそうです。ラジオのニュースで放送していたから。
テレビでは「倒すには頭を吹っ飛ばす事」と放送。しかし、誰もが銃を持っているわけではないので、ショーンたちはレコードで応戦。しかも、投げていい物かどうか選んでるし。すぐそこまでゾンビ来てますから(笑
そういえば、ショーンの家のテレビに日本語で「むめも」というシールが貼ってあった。アヤシイ日本語。
「鉄拳2」がどーのこーのとかいうセリフも出てくるし。
で、ショーンは母親と恋人を助けに行こうとするわけで。
母親は再婚し、ショーンにとって義理の父親と一緒に暮らしている。
和解あり、涙ありという流れ。
ウィンチェスターで自体が落ち着くまで立てこもるのですが、ゾンビに囲まれている中でショーンたち四人の恋愛のもつれから喧嘩が勃発。
ああ、何やってんだよ、もう。
その後はゾンビ大暴れ。
私が一番嫌だと思う死に方で、あるキャラ死亡。
後日談がちゃんとあって、どのようにして事態が終息しゾンビのその後も分かります。
うまいなぁ。
ゾンビ夫を持つ妻の悩み相談番組とか。
妻「でも愛しているんです。」
観客「Oh... no!」
日本だったら電話相談で、○のもん○とか登場してきそうですよ。
この作品、ユニバーサルからDVD出ていたのですね。さっき知りました(汗
年末に廉価版が出るので買おうっと。
話変わって、同じくWOWOWで「ユアン・マクレガー大陸横断バイクの旅」の放送が11月12日から始まります。
10月30日深夜に放送していたのは直前特番見たいなものかしら。
ロンドンからユーラシア大陸を越えてニューヨークまで、ユアン・マクレガーと親友の俳優チャーリー・ブアマンが二万マイルの冒険の旅へ。
映画「ビッグ・フィッシュ」の撮影後だから、数年前かな。日本での放送を待っていましたよ。
10月に放送していたのは、ロンドンでの準備期間の様子。
出発前日になってようやくロケ車が届いたりとか、胃が痛くなるような状態。
しかも、最初予定していたオーストリア製のバイクはタイアップを断られて結局BMWになったりと。
スイス国籍のカメラマンはユアンたちと相性は抜群なのに、パスポートはスイスに置きっ放し、イギリス国内でのバイク免許を持っていないなど、あんた基本的な問題忘れているでしょ!という感じ。
スタッフが「その、のんびりしたところがいいんだけど、もう少ししっかりして欲しい」とフォロー。
優しいですね。
結局、パスポートはカメラマンの母親がスイスから飛行機に乗ってロンドンまで手渡し。お疲れ様です・・。
免許のテストは出発の前日。しかも落ちてるし(笑)。追試を受けるために、プラハで合流という事に。
もう出発前から問題山積み。
ロンドンでの出発の様子、なんだかデジャヴを感じたのですが映画「モーター・サイクル・ダイアリーズ」に似ているんです。ああ。
自分は自動車などの免許を一切持っていないので、自分で乗り物を駆使して旅をする事には憧れます。
免許があればもっと行動範囲が広がるんだろうけど・・。
次回予告では、車がひっくり返っていたり、橋のようなものがかかっている川や、後部座席の男が銃を持っていたと証言するユアンなど、「ロシアは甘くない」と説明していたロシア人コーディネターが正しかったと分かる映像が山盛り。これからが楽しみですわ。
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