花粉で目がしょぼしょぼするので、なるべく外出を控える今日この頃。
図書館で次から次へと本を借りてきています。
■ 「馬と少年」
■ 「魔術師のおい」
■ 「さいごの戦い」
クロニクル・オブ・ナルニア、ようやく最終巻の7巻まで読み終わりました。
赤いライオンの紋章で思い出したのが、銀座ライオンのロゴ。
サイトを見てみたら
「ライオンは英国王室の紋章であり、イギリスを象徴する動物です。」
と書いて有りました。ああ~、そうでしたか。該当ページはこちらです。ロゴも載ってますので、「どんなだっけ?」と思われた方は見てみてください。
「魔術師のおい」は旧約聖書色が強いですかね。指輪というと、どうしても「指輪物語」を連想してしまいますなぁ。「指輪物語」でも指輪をはめると異世界に入り込んでしまうのだし。この巻を読むと、「ああ、そうだったのね」といろいろ謎が解けます。
「馬と少年」・・貴種流離譚。ピピンがガンダルフと一緒に飛蔭に乗って、ゴンドールへ危機を告げに行く・・シーンが頭に思い浮かびましたよ(泣)ナルニアを読んでると、どうしても指輪物語が思い浮かんでしまう悪い例。
うーん・・・最終巻「さいごの戦い」は・・・そう来るかい!!という感じで。キリスト教もイスラム教も元は、アレなわけだけど。カロールメンは如何にもだし。はぁ。
■ 「ネクロポリス」 上・下巻 恩田陸著 朝日新聞社刊
あらすじを特に知らずに借りてきたこの本。なんと「ヒガン」がストーリーの重点に置かれてました。
23日は丁度お彼岸の中日だったのよね。ナイス・タイミング(汗)
架空の島国「V.ファー」には「アナザー・ヒル」という場所があり、「ヒガン」の時期(11月1日から30日)には 「お客さん」(亡くなって一年以内の人が多い)が現れる。「血濡れジャック」と呼ばれる連続札事件が続いていたため、その犠牲者が「お客さん」として現れるのではないかと、「ヒガン」に参加する人々は期待する。
「お客さん」は嘘がつけないために、真犯人が分かるのではないか、と。
しかし、部外者は立ちいることのできない「アナザー・ヒル」で「血塗れジャック」による殺人が起きる。
上下巻、夕方から深夜にかけて一気に読んでしまいました。
上巻の半分ぐらいまでは、物語の設定が語られるのと登場人物の紹介に費やされます。
それが下巻に生きてくるから侮れないのですが。ああ、でもこれも・・・そう来るかい!!
某登場人物が似たような台詞を叫んでました。
装画が藤田新策さんという方で、スティーブン・キングの小説の感じと似ているなと思ったら、どんぴしゃでした。
でも恩田陸さんの小説の装丁はいつもこっていて素敵だと思います。
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