気分転換に隅田川沿いの桜を夜桜見物。昨日は寒かったです。宴会していた人たちはさぞ寒かっただろうに。
でも桜は綺麗でした。夜の桜はええもんだ。
最近読んだ本。
■ 「世界の中心で愛を叫んだけもの」 ハーラン・エリスン 早川書房
地元の図書館になかったので、ほかのところから取り寄せました。
初版は1979年の表題作を始めとする短編集。
暴力的な話が多く、第三次、第四次世界大戦なんかが出てくるSFもの。
でもどこかに神の存在が感じられる話も多いです。宇宙の始まりとやりなおし。
「世界の中心で愛を叫んだけもの」・・パンドラの箱。
「眠れ、やすらかに」・・この世界は誰かが見ている夢である。
「サンタ・クロース対スパイダー」・・言葉に惑わされるな。真実を見ろ。
「名前のない土地」・・神話と宗教。無限の繰り返し。
上記の四作品が個人的に惹かれたものです・・。
考えてみたら、明るい終わり方の話はないなぁ。
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