友人たちと箱根に行ってきました。
一人が病気で参加でなくなり、残念です。
宿泊先の旅館に向かう途中で、野生の猿ご一行に遭遇。
小猿もいて可愛かったのですが、発信機らしきものをつけたボス猿が私たちのほうをちらちら見ていたのが怖かったです。観光地において野生の猿が、観光客の持っている食べ物めがけて襲ってくる姿を、何度となくニュースで見ていましたから。
びくびくしながら、猿が通り過ぎるのを待ち先へと向かいます。
ようやくたどり着いたところ、通された部屋の名前は「乙女」。
いやー、今更乙女とは(笑)
部屋からの眺めは箱根の山々を一望でき、紅葉が始まった山並みを飽きることなく眺めていられます。
うーん、温泉に入ったのは実に久しぶり。
よく温まったために、夜中に起きてしまうほど。
しかも何回か小さな地震があったため、あんまり良く眠れませんでした。
翌朝のお天気が心配だったのですが、なんとか晴れています。
駅前でレンタカーを借りることしたのですが、小型車はすでに予約で一杯。
外車だったら保険料込みで六千円で借りられるという所があったので、そこでお世話になりました。
スタッフの皆さんは親切で、好印象です。
自分は免許を持っていないので、友人二人に運転をお任せすることに。
国産車とは車内仕様が異なるため、最初はかなり悪戦苦闘。
まずはラリック美術館へ。
レンタカー屋さんで、前売り券を買うと無料駐車場券をもらえたので、非常に助かりました。

お庭がとても綺麗で、ここでお茶してのんびりできればいいなーと。
ラリックは、東京都庭園美術館で御馴染みのアーティスト。
ラリック美術館でも天井の照明まで彼の作品なので、見忘れないようにしないと。
サラ・ベルナール繋がりなのか、ミュシャの作品もこっそりと飾られてました。
お土産物コーナーのステンドグラスの下絵もミュシャ。
土曜日でしたが午前中だったために、それほど混雑はしていませんでした。
ドラゴンの髪飾りと短剣がお気に入り。残念ながらポストカードはありませんでした。
次は「星の王子さまミュージアム」へ。

中はまるでヨーロッパ。
あちこちに星の王子さまのキャラクターたちがいます。
展示ホールは、作者サン=テグジュペリの記念館になっています。
彼の写真が某車会社の社長に似ていて、ツボにはまりました…。
お昼はここのレストランで。
一番お安いコースで千八百円だったのですが、値段相応に美味しかったです。
お手拭からお皿まで、あらゆるものにLe Petit Princeと書いてあります。
これでデザートが付けば文句なしなんだけどなぁ。

敷地内の紅葉が綺麗だったので、一枚。

仙石原のすすき野原。昔読んだ少女漫画に、すすき野原で出会った男の子が出てくる話があったよねー、と皆で盛り上がりました。しかし、題名を思い出せないまま…。男の子の名前が久住君ということは覚えてるのに。
芦ノ湖に行こうとしたら、駐車場が満車。
大涌谷に行こうとしたら、かなり手前から渋滞。細い山道を観光バスが何台も走っているので、余計に渋滞しやすいのでしょう。早々に見切りをつけて、Uターンしました。
箱根の関所の方に向かうことに。
途中で箱根神社を見学し、そこから芦ノ湖へと。
お昼過ぎから雲が出てきたため、富士山は見えません。自分が芦ノ湖に来ると、いつも雨や霧や曇りで富士山がはっきりと見えた記憶がなかったため、嫌な予感はしていたのですが。
どうも相性が悪いです。
それから箱根の関所を外側から見学。寒かったしお腹空いたしで、お汁粉を食べました。
杉並木は薄暗くて、エントがいそうな雰囲気。
箱根湯元へと戻る道は、旧街道を使うと大渋滞していそうなので、有料道路を選んで正解でした。
レンタカー屋さんが駅まで送ってくれましたが、紅葉の時期なので普段の土日よりも非常に渋滞がひどい、と話していました。
友人たちとは駅でお別れ。
息抜きができて、良かったです。
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