カレンを辞職に追い込む包囲網が、徐々に出来上がっています。
トムのおかげで、ナディアたち中東系の職員にログインにアクセス制御がかかってしまい、仕事がはかどらなくなって来ました。ナディアはビルに相談するものの「最初に言ったはずだ」と一蹴されてしまいます。この仕事を選ぶならば、人種により差別される可能性もあるのだと。今すぐにはどうこうできないため、後ほど司法省に掛け合うとは言ってくれていますが、ナディアはしぶしぶ引き下がるしかありません。
ジャックの拷問に耐えられず、グラハムは口を割りました。
父はマッカーシーという下請けの男に会いに行き、自分が犯したミスの尻拭いをしていると。
古い核兵器をアメリカで処理させるのが、将軍との取引でした。
グラハムがよく調べもせずに、マッカーシーを下請けとして選び、ファイエドに横流しされてしまったのです。もうジャックブチ切れですよ。弟とはいえ、何の罪もない人々の命を奪った男です。罪の許しを乞うのでもなく、有効な手段で解決すると言い出しました。
父親が武装集団を引き連れて、マッカーシーのオフィスを見張っているというのです。
マイロとナディアがちょっといい雰囲気になってます。
マイロは技術部門のチーフだったのですね。それじゃモリスは頭が上がらないわ。
ビルにナディアの仕事の効率が落ちているのだけれど、何かあったのかと尋ねるマイロ。渋々とビルは事情を説明します。怒りをビルにぶつけても仕方ないと悟ったのか、マイロは自分でなんとかしようとします。
ナディアの代わりに、自分のIDでログインして仕事をするように指示を出したのです。マイロは規則違反だと分かっていて、全ての責任は自分がかぶるつもりです。
ナディアはマイロに惚れたと見た(笑
とうとうトムがカレンに対して脅しをかけてきました。
カレンは、夫であるビルが半年前にファイエドを別件で取り調べを行ったものの、証拠不十分で釈放せざるを得なかったことをネタに辞職を要求されてしまいます。
ビルがCTUをクビにされれば、ファイエドの逮捕は到底無理。今は自分の立場よりもファイエドを逮捕し、トムの企みを止めるのが一番でしょう。
カレンは泣く泣く補佐官の辞職を大統領に申し出ました。大統領もトムとの衝突が原因だと気づき、辞職を留まらせようとします。が、カレンの意思は揺るぎません。CTUに異動したいと申し出をします。
もう肩を落として大統領ガックリですよ。自分の無力さを感じているのかなあ。
勾留施設でスパイ活動をしていたワリードですが、その努力は報われませんでした。
携帯を盗むことは出来ても、戻すのはよほどの技術がいるでしょ・・・
なんだかいい加減な捜査官だなと。第一印象から嫌な奴だと思ったけど、ワリードが怪我を負ったことでサンドラは猛反撃に出ることでしょう。
フィリップ・バウアー来た~!!
演じている俳優ジェームズ・クロムウェルさんが、映画『クイーン』でフィリップ皇太子を演じていたってのは、役名上の偶然ですよね。二人ともフィリップなんて。
しかし、マッカーサーはここには居ません。全てはグラハムの罠だったのです。
もう身内に裏切られて、ジャックは更にボロボロになってしまうそうで(泣
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