オードリーとの交換要求は、ロシアの国防機密を解く鍵となる、旧式のアルゴリズムが使用されている核爆弾の回路基板でした。これが相手の手に渡れば、個人ではなく国家間の問題に発展します。バウアーにとっては、そんなのお構いなしなわけですが。
ウェイン大統領はダニエルズ副大統領に対して、大統領選のために手を組んだだけだと一蹴。自分を罠にはめようとしたことをウェインは許せないようです。辞表の提出を要求しました。
力技でねじ伏せるよりも、借りを作っておいたほうが後々楽になりそうな気もしますが。
窮地に陥ったバウアーが助けを求めた先は、勿論クロエですよ~。
バウアーの頼みとあっては断れません。実は相互依存なんじゃないかと・・・
核爆弾の処理については、CTUから国防総省へと担当が移っています。
モリスが仲介担当となっているのをいいことに、クロエは彼のPCに侵入してハードディスクに残っていた核爆弾の設計図を不正コピーしました。ナディアのPCに不正侵入があったことから、本人以外がアクセスした場合のログが全て保存されることになっていたとは知らずに。
モリスはクロエが不正コピーしたことに気づきますが、クロエは理由を話しません。モリスもお酒がすっかり抜けたようでなにより。彼が支部長に報告しようとしたのは正しい判断かと。
しびれを切らしたジャックは、ウェインに直訴を決意します。
大統領をこんな風に使える平職員って、ジャック・バウアーぐらいですよ(汗)
そんな取引は許可できない。
そりゃそうです。
ジャックはオードリー救出後、敵の手に渡る前に隠しておいたC4爆弾ごと自分を吹っ飛ばす!!と宣言。
回路基板の所在地は、発信機を付ければ確認できると説明します。
自分を捕らえ、二年間拷問を続けた男チェン・ツィーも巻き添えにしてジャックは復讐を果たすつもりでいます。
命がけで自分を探してくれたオードリーの愛情に報いたい一心なんでしょう。熱い男です(笑)
ウェインは大統領として、18時間前に国のために命を差し出すようにとバウアーに命令し、彼はそれに従いました。それを考慮すれば、むげに見捨てることも出来ません。
一部始終を聞かされたマイクは、公私混同しているとジャックを非難。
それは何度もトニー・アルメイダも言ってたなあ・・・
作戦が進行するかと思った矢先に、ウェインが安全宣言の記者会見中に昏倒してしまいました。
あーあ。ダニエルズは辞表を握り締めています。
ウェインのやることが気に入らないダニエルズですから、即効でオードリー救出作戦にストップがかかりました。ビルはこっそりと携帯でマイクに知らせたのですが、ジャックの野生の勘にあっという間に見抜かれてしまいます。ジャックはオードリーのためならホワイトハウスに楯突くことなんて、なんとも思ってませんから。それこそ世界中を敵に回しても構わないんだろうな~。
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