以下の文章ではCSI:6に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:6 #10 王女メディアの息子
ジェシー・マシューズ六歳、母親のカレンと公園に来ていた。目を離した隙に、行方不明う。
ニ、三歳ころの写真しかないなんてちょっと怪しい。カレンの夫ドワイトはアフガニスタンで四年前に戦死している。
庭じゃ狭いからと息子にせがまれ、普段は行かない公園で遊ばせていたら行方不明になってしまった。
他にも子どもたちがいて、危険な様子は全くありません。
聞き込みにより、ブランコの側にいた青い野球帽を被った白人の男性が、きょろきょろと男の子を見ていたという目撃情報が得られる。
ニック、髭剃りましたねえ。髪は伸ばしたままだけど。矢張り視聴者からの評判が悪かったのかな。おっさんくさくなっていたもの。
ジェシーの上着を警察犬に嗅がせ、捜査が始まる。公園を一周して母親の下に戻ってきた…。グリッソムが袖に腕を通したか確認すると、その通りだった。だから犬は母親に飛びついたんですねえ。犬は悪くないです。
公衆トイレを捜索するウォリックが、個室で少年の下着を発見した。血痕の付いた金具も床に落ちている。
かなり汚いトイレで、入るぐらいなら我慢したほうが良いような感じ。でも我慢できなかったジェシーがやって来て…という最悪のケースが皆の頭に浮かんでいるのでしょう(泣)
キャサリンはジェシーの家を訪れ、母親から聴取をすることに。
玄関を入ると写真がたくさん飾ってあります。ジェシーの部屋の柱には、身長を計ったあとが残っている。
自分の家でも同じことをやっていたなあと。洋の東西を問わず、親は子どもの成長が楽しみなんですね。
ジェシーの歯ブラシなどDNAが採取できるものを貸して欲しいと頼むと、どうやら母親はDNA検査のことを知らないようです。ガレージには未開封の夫の両親からジェシーへのプレゼントが山積みになっている。
隣の家の住人は、飼い犬がジェシーによって殺された、だから自業自得なんだと冷たい。父親が亡くなってからは、庭はおもちゃで散らかし放題。隣の敷地に入ったものを持っていっても、挨拶一つ寄越そうとしない。
近所のマシューズ家に対する評判は良くない。
ドワイトの両親から聴取すると、息子の埋葬の時からジェシーと会っていないと答える。
カレンはドワイトの両親がジェシーを取り上げるのではないかと怯えている。
祖父は元大佐で、一家は南北戦争まで遡る由緒ある家系。祖母が席を離れた時、祖父はジェシーに会いたくて、一度家を訪れたと打明ける。しかし初期のアルツハイマーで記憶が飛び飛びになっています。
この人、青い野球帽を被っているけど…。
トイレの血痕は、前科のある男のものだった。しかし無関係と分かる。この男が青い野球帽の男の顔を覚えていたために似顔絵が作成できた。ジェシーの祖父ではないです。白人の顔立ちでもない。
下着は短時間しか着用していないため、DNAを採取できない。なんで短い時間しか穿いていなかったのか。
似顔絵そっくりの男が見つかった。店で買い物しようとしたところを足止めされ、警察に逮捕される。
男性には女性の連れがいて、ジェシーもその場にいた。
しかし、女性はジェシーは実の子だと言い張る。
子どもも犯人のことを「ママ!!」と呼んでいるし。ここでDNA検査が役立つわけです。
ウォリックは、子どもと捜査道具で遊ぶ振りをしながら、頬の内側のDNAを採取。恐怖心を抱かせないように気を使っています。
検査結果から、子どもはネスジート家のアダムと判明した。逮捕された男女は正真正銘血の繋がった両親。だとしたら、カレンの子どもジェシーは何処へ。そしてカレンが一緒に写っている写真の少年は、どうみてもアダムそっくり。双子ではないし。写真は合成で、ネットにアップされていたネスジート家の写真を利用して作成したものだった。
ネットに子どもの写真を載せるのは危険だなあ。それも個人が特定されてしまうし。
カレンの家にあった歯ブラシのDNA遺伝子は、カレンとアレルが13一致した。ジェシーのDNA。さてジェシーは何処に。ウォリックとサラ、ニックの三人で庭に埋められていると考え、昔ながらの探り棒で一突きずつ庭を調べていく。突き刺して沈み込む所を掘るのです。
隣家との板塀が一枚だけ色が違う。そこには掘り返したようなあともある。犬が匂いに気付き、掘り返そうとしたからカレンは犬を殺害した。
土を掘り返しても、遺骨は出てこない。その代わりにジェシーが好きだった恐竜のおもちゃが出てきた…。
グリッソムの過去が語られる。
九歳のときに植物学者だった父を失った。
その日は暑い日で、帰るなりソファに横たわった。
グリッソムは側に座ってテレビを見ていた。
母がジュースを持ってきても、父は起きなかった。
訳が分からなかった。
グリッソムの母は耳が悪くて、会話は手話だったんですよね。とても苦労をしてきた人だったんだ。
「君のために後回しにしましょ」
「やっと分かってきたじゃない!!」
ホッジスとニックの仲は良くなってきた、のかなぁ!?
受け付けではニックのお客さんが待っていた。
あの女性は、確かCSI:5に出てきたあの人。出所できたんですね。しかもニックの所に来てくれたなんて。
公園で捜査しているときに、人ごみに紛れていたのはこの人だったんだ。
ニックの想いが通じてよかったです。
「子どもたちを殺さねば、もっと野蛮な者たちに子どもを奪われることになる」
王女メディアは、夫に裏切られた復讐のために我が子たちを殺害した。
今回の原題はStill Life、邦題は犯人が誰かすぐに分かってしまうのでちょっと難ありかなと。
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