IMDbのトップページに今日が誕生日の俳優さんのコーナーがあるのですが、7月7日はサラ役のジョージャ・フォックスの誕生日でした。おめでとうございます。
以下の文章ではCSI:6に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:6 #12 哀しいライバル
アーレン・グリーン29歳、民家の駐車場で太ももの付け根を工具によって刺され、出血多量により死亡。
同棲相手のビアンカと知人のチェルシーが泊まりに来ていたのだが、争っている物音には気付かないでいた。
女性が二人に男性が一人。グリッソムは実はアーレンが女性なのではと心配して、デビッドに調べさせます。うわー、なんかズボンに手を突っ込んで調べてますよ。手っ取り早いといえばそうだけど、デビッドも大変だ。
ビアンカは付き合う男がろくでなしか、消えてしまうと泣いています。二人でコロラドに引っ越そうと話していた矢先の事件。これはビアンカを守ろうとしている誰かの犯行なのでは。
しかもビアンカは漂白が大好きで、証拠となるような血痕は全て拭き取られています。CSI泣かせですね。洗面所には、大量の漂白剤が置いてあるので、咄嗟に嘘を付いたわけではないようです。
しかし絨毯に漂白されなかった血痕が残っていました。それは元彼のもの。足を撃たれ「ビアンカと別れろ」と脅された後は彼女と会っていない、とアーレンの殺人を否定します。ああ、なんで銃弾をそのままに(泣)人間の体は凄いもので、弾には組織がこびりついて体の一部となっていました。削り取ると旋条痕も一緒に消えてしまうため、薬品でよけいな組織を溶かす必要があります。時間がかかりそう。
ビアンカの父ハリー・デズモンドは、ラスベガスに何十店ものガソリンスタンドとコンビニを経営している大金持ちのオーナー。だからビアンカも働かずに、あんな豪邸に住んでいたわけだ。しかもビアンカとチェルシーは血の繋がりのある親子。母親は娘の恋人と浮気をしている。それをハリーは事件があるまで知らなかった。強面だけど、根は優しい人のようです。なんだか哀れ。奥さんのチェルシーは何十歳も若い。それでも自分と結婚してくれたので、甘やかしてしまう。ビアンカも父親に母親の浮気のことを話す必要はなかったのに、怒っています。なんだかこの母親が全ての元凶なんですけど…。
会計士のシルビア・マリンズが駐車場で、自家用車と壁に挟まれて圧死した状態で発見された。
駐車所のあるビルの十一階で、個人の会計事務所をもっている。仕事に関するトラブルと見られたのだが。
ニックが傷を負ったニック・ゴードンの事件に関係しているなんて。
シルビアはウォルター・ゴードンの会計士だった。
ニック・ゴードンの娘ケリー・ゴードンが被疑者として浮上する。刑務所から出所したばかりで、今度は殺人事件を犯したのか。この前ニックに挨拶に来たときには、いい子だと思ったのに。
彼女の所持品のレコーダーを再生し、何か思い出したニック。それはゴードンからの脅迫状に紛れていた女性の笑い声。閉じ込められ、パニックになっているニックのフラッシュバック。思い出したくないし、触れたくもないだろうに。アーチーに最優先で音声ファイルの比較を頼みます。ニックはグリッソムとアーチーが女性がこの事件に関わっていることを黙っていたことにショックを受けている様子。
グリッソムはニックを呼び出し、声は亡くなったシルビア・マリンズのもので、事件は終わったのだと告げる。
しかし、ニックはどこか納得できていない様子。
サラの「結ばれてはいけない二人」という言葉に、反応していたグリッソム。
鉄とアルミニウムを合成すると危険なことになる、という意味なのですが、グリッソムは自分とサラのことを考えていたのかなあと。サラはグリッソムの方を見て言ったのではないけど。
もー、グリッソム誰を選ぶのかはっきりしてください!!
ニックには辛い結末が。シルビア殺害はケリーによるものだった。犯人は防犯カメラのピントをぼかしていたが、その際に自分の掌が映っているとは気付いていなかった。ボケている映像をアーチーが鮮明にし、特徴のあるケリーの掌だと分かる。父親の遺産を横取りしたから、真偽は分からないけれど、その理由でシルビアを殺害した。ニックをそソフィアが駆けつけたときには、ケリーは大量の薬物を摂取していた。体が痙攣し始め、意識が遠のいていく。ニックが声をかけても、もう届かない。刑務所から出たら、過去は一切忘れて、新しい人生を始める。残念ながら、約束は守られませんでした。そしてニックを苦しめた事件の関係者はみな死亡。
なんだかやるせなさ過ぎます。
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