現場に残されていたストローの指紋と薬莢から、トーマス・サイモンというウエストコートの麻薬王が容疑者として浮上しました。薬莢が残されていても、拳銃は見つからないでいます。
トーマスはすでに姿を消していました。
保安官、ブラス警部、キャサリン、ケプラーの四人でランチミーティング開催中。ケプラーがめちゃくちゃマイペースなのが笑えます。半熟卵嫌いなんて、子どもみたいなこと言ってます。ウェイトレスにはチップを渡さなければいいのでは、なんて突っ込みたくなります。
ブラス警部が自分のパンケーキと、ケプラーの料理とを交換してくれましたよ。
ケプラーはサイモンが姿を現すようにと、わざと嫌疑が晴れたように捜査を誘導しようと提案します。殺人の証拠をでっち挙げるのではなく、サイモンが無罪だという証拠をでっち上げようと。もちろんキャサリンは反対。この作戦を成功させるためには、他のチーム全員を騙さなければならないのですから。
ケプラーは以前ボルティモアで、この逆行捜査を失敗しています。内密にしていたのですが、捜査チーム内で不自然さに気づいた者がいたのです。キャサリンはうちも同じだと反対の姿勢を貫いていますが。
ケプラーの言葉遊びですが、日本語だと“カミ”が“ミカ”になりますねえ。英語だと“GOD”が“DOG”だから、意味がかなり異なります。今回のドラマのタイトルですが、原題は“Redrum”。反対から読むと“Murder”殺人者となります。なるほど。
ホッジスは「マイケル・ケプラーは内務調査官だ!!」とめちゃくちゃ怪しんでいます。その理由が「いつもスーツを着ているから」というのは、どうかと思うけれど。
グリッソムからサラへと小包が届きました。蛹が止まっている小枝一本のみ入っていました。手紙の一通もないのがグリッソムっぽいけど、サラとしては何か他にはないのかと探してしまいますよ。
麻薬捜査課にも協力を仰ぎ、ラットというドラッグ中毒の青年を犯人に仕立て上げることにしました。ザメスカ議員の殺人現場を再現するとしても、完璧にできるはずはなくて。ケプラーは犯人の視点になって捜査をするタイプのようです。なんだろうキャサリンの視線がいつもと違うような・・・
モニク・カーターというドラッグ中毒の女性の遺体が、アパートの管理人によって発見されました。腕にあるタトゥーから、ザメスカ議員と一緒に写真に写っていた女性だと分かります。議員は若い頃にドラッグをやっていて、その写真でサイモンは脅しをかけようとしたのです。それが失敗し、サイモンは殺人を犯したのでは。ケプラーはそのように推理しました。
一方、チーム内ではキャサリンに対する不信感が募り、ニックを始めとして捜査の見直しが行われることになりました。
サラがグリッソムのデスクに忍び込んだとき、置かれたままのダンボール箱が気になりました。あの中には、またミニチュアが入っているんだろうなと。
逆行捜査がなくても、ニックが気づいた点から捜査を絞り込んでいけたらなあと思ってしまいました。結局そこから逮捕に繋がったわけですし。キャサリンはケプラーと二人で飲みにいって、恋する視線で見つめているのは微妙ですわ。
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