トニー賞の授賞式を見ていたら、ステラ役のメリーナ・カラカルデスとベガスのキャサリン役のマージ・ヘルゲンバーガーがプレゼンテーターや賞の解説役として登場していました。「デッド・ゾーン」見ながらだったので、しっかり見てなかったのが残念。
以下の文章ではCSI:NY2に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:NY2 #23 勇気ある者
海兵隊のデモンストレーションが行われるフリート・ウィーク。セントラル・パークでイラクにも派遣されたベテランのプライス伍長が、遺体となって発見された。胸を刺され、出血多量による死亡。軍服に乱れはなく、応戦した後も見られない。凶器も見つからない。軍服は名誉の印。海軍の一人を襲えば、全員を敵に回す。そういえば、マックは元海兵隊員でしたっけ。犯人はマックを敵にまわしましたよ。
検死によると体中に謎の大きな痣が出来ている。すでに黄色くなっているので、ニ三日前にできたものだろう。
マックが海軍を訪ね、痣のことについて聞くと、体を鍛えるために五人ほどで円形になりプライス伍長と殴りあったという。荒々しい鍛え方です。プライス伍長は人柄もよく、悪く言う者はいなかった。どうやらニューヨークに知り合いがいるようで、皆とは別行動を取っていた。
軍服のズボンにバナナエールの染みがついていた。地ビールを出すお店を探し、ある一軒が浮上する。
なんだかバナナとビールって合わない気がしますが…。
プライス伍長はその店に行き、エリーという名の女性を探していたという。お店では軍人ということで歓迎を受けていた。しかしエリーという名の女性は務めていなかった。十一時頃まで飲んで、店を出てたという。プライス伍長の所持品に「愛するエリーへ」と書かれた時計があった。
ダニーとマックが担当します。
胸の傷から、ナイフがどんな型なのか分かっても、片刃のありきたりなナイフで、そこから足取りがつかめそうもない。服の腕の部分から、何者かと格闘した痕が見つかる。その相手は腕の骨が折れるほどの重傷を負ったはず。その場にいたもう一人が、不意をついてプライス伍長を刺した。だから抵抗した後もなく、百戦錬磨の軍人が殺された。マックでなければ、気付かなかったでしょう。
夫婦喧嘩のとばっちりで殺されてしまったプライス伍長。これだから共依存ってやつは(怒)
「お前のようなウジ虫を一生ムショにブチこんでやるのが、俺のスリルだ!!」Byホレイショ、ってな感じです…。
マックはエリーの謎も解きました。プライス伍長の持っていた写真。そこにはイラクで亡くなった戦友が写っています。彼の恋人がエリーだったのです。エリーはアレックスの愛称。いとしのエリー。だから、お店の人はエリーなどいないと答えたのです。その日エリーはたまたま休務日だった。神様も酷いことをします。プライス伍長は友人のために、店を訪れ、人を助けようとしてその相手に殺された。
まさしく勇気ある者です。こういういい人ばかりが死んでいくなんて。
車が放火され、運転手が中で焼け死んだ。フロントシートの焼け方が酷い。車内の空気が無くなれば、燃焼は治まるため車外の損傷はそれほどでもない。検死しなければ、性別も分からない。
骨盤から女性の遺体で、鈍器により頭部を何度も酷く殴打され亡くなっていた。遺体の身元を分からなくするために、燃やしたのだろう。指紋は焼け落ちてしまっている。
ステラ、ホークス、リンジーが担当します。
ホークスは器用ですね。独りで複願までこなしています。凄い。なんだか「ボーンズ」を思い出したりします。
複願された顔は、CSIのメンバーがよく知っている顔でした。
エイデン・バーン、証拠を捏造し昨年CSIを辞めていた女性。
現場に衝撃が始まります。
ステラはヒートアップ。
車の持ち主はチャールズ・ライトという男性。
取調べを行うと、殺人はやっていないの一点張り。車は盗まれたのだという。奥さんには秘密で男娼と浮気をしていて、その隙に車を盗まれた。証言に嘘はなく、チャールズは容疑者から外される。
ダニーもかなりヒートアップ。でもステラが担当しているから、任せるようにとマックに宥められます。
週末にエイデンの手料理を食べる約束だったのに。ステラは先週偶然エイデンと出会っていました。
何か重要な事件を追っているようだったと。
リンジーはエイデンの代わりとしてやって来たので、エイデンがどんな人だったか気になっています。他のメンバーにもかなり気を使っています。
エイデンはCSIを辞めて、私立探偵をやっていました。
彼女の部屋の一室はオフィスとなっています。部屋の壁には因縁の相手、D.J.プラットの写真が何枚も飾られている。彼が新しい標的を見つけたため、エイデンは見張りをしていた。それが実はプラットの罠でエイデンが殺されてしまったのだった。ステラがプラットの取調べをしても、無実だから弁護士を呼べの一点張り。
「犯人だと分かっているのに、法の力では裁けない」
証拠を見つけるのがCSI。なんとかして逮捕しなければ、エイデンも浮かばれない。
車のミラーに残っていた耳のあと。それとエイデンが噛み付いたあと。彼女は自分の命を犠牲にしても、プラットを逮捕しようとした。きっと死ぬことは覚悟していたでしょう。噛み跡に気付いたのはマックでした。エイデンに逮捕を約束したのもマック。
エイデンもまた勇気ある者でした。原題は「Heroes」。
CSI:NYが始まって、一番悲しい話。
CSI:マイアミでも殉職がありましたが、あれとは又別のケースです。でも何にしてもメインキャラが死ぬと、かなり気が重くなります。
最後はみんなで飲みに言って、エイデンの思い出を語る。いいメンバーだなあ。
ダニーはエイデンに振られたことがあるようで(汗)
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