以下の文章ではCSI:NY2に関するネタバレを含みます。ご注意ください。
CSI:NY2 #6 青い血
マンションのエレベーターで男性が射殺された。マック、ダニー、リンジーが担当する。
セントラルパーク内の池で、男性の死体が発見された。ホークスとステラが担当する。
エレベーターの事件では、火薬の量の割には銃弾が浅く、手製の銃による犯行と思われた。ドンフラックがニューヨーク市警察の銃器ラボに、それらしい銃を借りて、実験することに。
一方、セントラルパークの被害者ウェズリーは、靴は左右のサイズが違い、足の指のインクは靴下の穴を隠すため、ビニル製の財布、オーダーメイドのシャツ、ブランド物の時計と、まるで二重生活しているような持ち物だ。
シャツの製造元から、被害者ウェズリーの交友関係が分かってくる。シャツは友人から借りたもの、そして皆あまり親しくなかったと言う。
エレベーター内で殺されたジェイソン・キンジーは、バーチェット病で頭蓋骨が柔らかくなっていた。何かにぶつけたあとから、殴られた場所が分かった。ジェイソンを殴りつけた男性は、あいつは嫌味な奴だったと散々愚痴をこぼす。しかし、殺してはいないと。そして少女を巡る三角関係があったと、白状した。
現場に落ちていたiPodから持ち主は、ミュージカルのウィキッドの曲を繰り返し聴いていた人物だと分かった。ウィキッドのオーディションを受けるつもりだったのだ。その少女、メラニーは悪びれた様子はまったくない。父親ほど年の離れた男性と付き合い、性的行為に及んでいても。自分は成績もオールA、スペイン語もフランス語も喋れるし、欠席もしたことない、大学への進学も決まっていると。リンジーが嫌な女って感じで顔をしかめていましたが、全くもって同意です。っか、父親が父親で、娘と年が近い女性を奥さんにしています。親が親なら、子も子だという典型。ジェイソンを殺害した犯人も、なんだかなーという性格でした。お酒おごったぐらいで、偉そうにだれてもねえ。もう、どっちもどっち。
セントラルパークで殺害されたウェズリーの本名は、リチャードだった。
死因は、公園の奥にあるレストランで食べたロブスター。しかし、レストランではアレルギーがあると知っていたので、ロブスターを出すはずはないという。彼が住んでいたと思われる小屋から、アレックス・ウェストンの卒業アルバムが出て来る。アレックスは、リチャードの幼なじみだった。アレックスは頭が良く、親が無理をして名門の学校に進学させてくれた。しかし、リチャードの家は無理だった。アレックスは地元に帰るたびに愚痴をこぼしていた。今でも、金持ちの奴等とは馴染めないのだと。リチャードは、裕福なふりをしていた。それが気に入らないベンとナイジェルが、料理にロブスターを入れ、アナフィラキシーショックに因る死に至らしめたのだった。
刑務所の中では、お友達をつくるのが大変でしょうねえ。自分たちと同じ金持ちはいないでしょうから。刑務所に入った理由が分かれば、さぞかしかわいがってもらえるでしょう。
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