以下の文章ではCSI:マイアミ4に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:マイアミ4 #17 独りぼっちの過去
冒頭五分ほど見逃してしまいました。うう。
男性と性交渉し、ゆすれたので殺害したと自供する男性。そして、車で通りがかりに目撃した女性アンジェラも、追突して殺したのだと。しかし、検死により追突が死因ではないと分かる。衝突の後に殺されたのだ。アンジェラを殺した人物は野放しの状態。
アンジェラは偽名で、本名はバーバラだった。車の中に宝石が落ちていて、レーザーで刻印された番号から、宝石店が判明。カリーとウルフが訪れる。すると、カップルだと誤解されてました。はたから見たら、似合いのカップルですよねえ。美男美女で。
バーバラは、宝石店の店員だったのだが、宝石店から宝石を盗んでいた。彼女を殺して、宝石を奪った人物っがいる。
ホレイショが実家を訪ねると、彼女と子どもの写真が飾ってある。バーバラとダニーと書いてある。子どもの名前はダニー。彼は、ソファーの陰に隠れていたのだが、何かに怯えている様子。父親は死んでいないという。そして、母親も何者かに殺害されてしまった。
ひとまず署にダニーを連れて行くホレイショ。ナタリアは、独りでいるダニーを見て、顔色を変える。そこへデルコが通りがかり、ダニーに声をかけるのだが、彼女の様子が名にやらおかしい。しかも捜査状況に詳しい。デルコはナタリアがスパイではないかと疑い、二人は口論になってしまう。
宝石店の店長は、宝石が盗まれたにも関わらず、警察に届けを出していなかった。自分の監督不行き届きで、店員に盗まれたことが、昇進に関わると思ってのこと。カリーは店長を責める。宝石なんかのために、と。
割れたフロントガラスから、指紋が採取された。バーバラの元夫、ハワード・ベンチリーのものだった。彼は、自分の息子に会うためにマイアミに来たのであって、バーバラは既に死んでいてどうしようもなかったと言う。
バーバラの全身には、十四箇所に及ぶ骨折のあとがあった。家庭内暴力によるものと思われる。虐待された女性を保護するための機関があり、ナタリアはそこのメンバーだった。捜査のために、ナタリアが間に立って協力をする。
ネックレスを質屋に入れようとした女性が逮捕された。事故現場専門の窃盗犯。まるでハイエナのよう…。怪我した人をほったらかしにし、金目の物を盗んでいく。トリップ刑事も初犯じゃないだろ、と立腹気味です。
バーバラの死因は頭部を強打されたこと。カリーは頭蓋骨の陥没あとから、銃の台座で殴りつけたのだと言う。
しかし、現場に銃はなかった。それなら、質屋に行けばあるかもしれない。銃は売り物にするために、綺麗に掃除されていた。しかしデルコは、質屋とCSIでは、掃除するところが違うよ、とさわやかに笑って証拠を見つけ出しました。夫のハワードが殺害したのだった。
ホレイショの「父親であるということは、権利ではない。神のめぐみだ」という言葉は重いですね。ダニーを励ますときに、ホレイショは自分の過去を打ち明けます。自分も同じ経験をした、父親が母親を殺したのだと。おじさんも辛かったんだね、強いんだ、とホレイショをあこがれの眼差しで見るダニー。君もだ、相棒。ってホレイショ格好よすぎだよ。っか、ホレイショの父親はおまけに子どもたちを虐待していたんでしょ。まだ生きているんですかねえ。ベガスのサラは、母親が父親を殺害し、施設に入っていた過去があります。事件に携わるうちに、自分の中の辛い思い出と向き合わなければいけないなんて。強くないとできない仕事です。今回のタイトル「独りぼっちの過去」はホレイショのことだったんですね。
ナタリアとデルコは無事に仲直り。ナタリアの元夫は、刑務所の中にいるそうです。でも、いつか出て来るんですよねえ…。きっと。
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