以下の文章ではCSI:NY3に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:NY3 #10 スウィート16
ベースジャンプの失敗で墜落死した男性。ジェフ・スコット二十三歳、ベース・ジャンプの達人で広告会社に雇われて今回のジャンプに臨みました。マックの「容疑者全て死亡」てのは、失礼だけど笑えます。ハトの群れが容疑者ですから。群れていたのが突然死し、それに巻き込まれたジェフが亡くなった。ハトには足輪が付いているため、レース用の鳩だと分かりました。なんだかやけに詳しいですよマック。
ニューヨークといえば『HEROES』に出てくるシモーヌの高級アパートメントにも、屋上にハト小屋がありましたっけねえ。
鳩の持ち主レイ・シーリー、本名ルディー・サンタンジェロは保護証人プログラム下にありました。マックはFBI捜査官のキャンディス・ブロードベントに連絡を取りました。
レイは警察官の殺害現場を目撃し、十七歳でプログラム下に置かれたものの嫌がり、2004年から自力で生活を始めて行方不明になっていたのです。
IRAが関与しているらしいのですが、事件の詳細は明かされませんでした。
骨に残された痕から、凶器を特定します。昔、お菓子でカルボーンというのがありまして。骨の形をしていたのを懐かしく思い出しました。ダニーが、骨にたくさん傷をつけて行くので。
鳩のエサ箱から、シロアリ用の殺虫剤が見つかりました。これで鳩の死因は分かったけれど。レイと一緒に鳩の面倒を見ていた少年ジェシー・クィーンの家へと向かいます。
マックとドンが話しを聞こうとすると、猛烈な勢いで走って逃げていきます。ジェシーの体にある痣を見つけ、マックはわざと逃がしました。それにカチンと来たドン。八つ当たりの開始です。マックの捜査により、昔の自分の仲間を逮捕するかたちになってしまったから。それなのに、容疑者である犯人をマックが逃がしたとなればむかつきますね。冷静に状況を判断して、説得するマックが素敵ですよ。ドンのコートの裏地が真っ赤なのが気になる…
ジェシーが逃げたのは、父親から暴力を受けていたから。マックはそれに気づきました。さすがですね。
彼らの仕事はビリヤード台の製作。螺鈿に電動のこぎり。指紋は父親とジェシーのもの。
あとは逮捕できる証拠を見つけるまで。
十六歳になった娘に、プレゼントする予定だった車の中で殺害された父親。小娘にベンツかよ!!と心の中で突っ込んでみる。免許も無いのにね。車内に隠れていた蛇にリンジーが噛まれてしまいます。モンタナ育ちだから、平気だろ~なんて茶々入れてくれそうなダニーがいない…
ステラがヘリを要求しますが、この地域には飛ばせないとか。で、救急車で搬送されて行きました。ヘビ使いがいる誕生パーティーって…テーマはアラビアンナイトですか。金持ちのやることはよう分からん。
ヘビを車内に仕込んだのは、弟のチャズでした。母親としっかり抱き合って泣き出しそう。姉を驚かせるだけのはずが、リンジーが噛まれてしまったからねえ。蛇使いは危険なことはない、と保障していたそうですが。
あれだけ姉がちやほやされていたら、そりゃ頭に来るでしょう。
父親エドワードの検視結果は、蛇の毒によるものではなく絞殺でした。痕が付かないようにするのは、技術が必要です。
オータムの父親は、娘の同級生と浮気をしていました。そりゃ、オータムに嫌われて誕生日に呼んでもらえないよ。だから口封じのために、高級車を買い与えたのか。なんだかなあ。
退院したばかりのステラが、母親デブラのエクステンションに気づきました。あの高級な毛髪で首を締めたんですねえ。浮気に怒ったのでなく、浪費に嫌気が差していたなんて。息子は可愛がっているけれど、娘と父親は同じように憎んでいた。ステラは開いた口がふさがらず、唖然としていました。
マットの個人的なエピソードは、やはりいいですね。亡くなった奥さんの息子さんを説得して、チーズバーガーを食べに行く話なんて素敵ですわ。チーズバーガー食べたくなりましたよ。ニューヨークのは、ボリュームがありそう。しかし、ここで事件の連絡が入りました。FBI捜査官のキャンディスが殺害されたのです。彼女はレイの事件で、何かを掴んでいました。翌日にはマックと会う約束があったのに。
なんだか第3シーズンは今までになく面白いです。伏線が張られていて。来週はホークスの因縁の相手が再登場。逃亡中の身でありながら、どうやって近づいていくのか。
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