ホークスを犯人扱いされて、ブチ切れるステラが格好よかったです。ああいう人が一緒の職場にいたら心強いよなあ。ステラとダニーは、別の事件の捜査に回されてしまいます。マックの心中もいかばかりか。ステラたちの事件は、覗き部屋で見つかった男性の遺体についての捜査でした。洋服は奪われたのか下着姿でいます。手足には無数の針の痕が。麻薬中毒患者の過剰摂取による死かと思われたのですが。
ケリー・ジョーンズは治療の甲斐もなくお亡くなりに。マックがあんなに喋り続けるのは珍しい。ドンに口を挟ませなかったもの。ケリーがホークスの無罪を証明してくれるはずだったのだから、その落胆振りは明らかです。
ホークスの着衣右袖から、発射残渣の反応が出ました。銃を撃った証拠です。ますます追い込まれてしまいました。
落ち込むマックを励ますパイトン。人気のない部屋でいちゃついてましたが、マックを探していたステラが入ってきました。慌てて乱暴にパイトンの手を払いのけるマック。あーあ、やってしまいました。あの払われ方はショックですよ…私との仲をそんなに職場の人に知られたくないのかと。軽くあしらわれ、パエトンはその場を去っていきました。ステラは全く気づいていないけど。マックとステラの仲もただの同僚以上の親しさだと思うのですが。ステラはマックへの誕生プレゼントを、わざわざ自宅まで届けていたし。
ホークスが昨日試し撃ちをしていたと判明し、発射残渣の件についてはからくりが分かりました。マックは署までホークスを訪ねて行きます。ジェラード警部は、何しに来たのだと猛烈な勢いで怒っています。マックはするりと取調室に滑り込みました。こういう動作一つ取っても格好いいんだから。
しかし、ホークスは自分は無実だが何がなにやら全く分からないでいます。マックにも助けようがない。ジェラード警部の怒りは、ドンが仲立ちして治めてくれました。ドンが容疑者として逮捕されたら、警部も同じことをするでしょうと。マックに突っかかっていたドンでしたが、もうわだかまりは解けたようです。
事件を最初から見直してみます。強盗はレジの金を奪った後でバーテンダーを射殺した。目撃者は用心棒のみ。これで思い出すのは、シェーン・ケイシーの兄の事件です。
無実の罪で逮捕され、刑務所で自殺したあの事件。シェーンは再捜査をさせるために、殺人を犯していました。ホークスは当時の検視官。今回はその恨みを晴らすために、シェーンが練りに練った計画だったようです。シェーンって、エドワード・ファーロングが演じていたんですねえ…『ターミネーター2』のジョン・コナー役の彼ですよ。なんだかすっかり容姿が変わってしまって。太ったよねえ。人のことは言えませんが。
最後のシェーンとダニーの会話はよかったです。同じように兄の無実を証明しようとした。結果は全く違ったけれど。シェーンの最初の思いは純粋だったのに。
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