以下の文章ではCSI:NY3に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
CSI:NY3 #4 見せしめ
「大学の授業料四万ドル、寮の料金一万ドル、授業を受けないで騒ぎまくる…プライスレス」
ステラいいとこ付いてます~。台詞はうろ覚えですが(汗)
学生寮で起きた殺人事件。生徒たちはパーティでうかれ騒ぎ、床で泥酔している生徒たちがごろごろと。
こんなに大勢の捜査官がいるのに目を覚まさないとは。
「高等教育の成果だ」ってマックの厳しいご指摘が。親御さんたちは、まさかこんなにハメを外しているとは予想してなかったでしょうに。
お酒のボトルをテープで両手に縛り付ける飲み方を“シザーハンズ飲み”と呼ぶのは、本当なのかなあ。
アセチレントーチで生きたまま焼かれたって、かなり酷い殺害方法です。
被害者のエミリーは血中アルコール濃度が6.26でした。それだけ飲んでると、痛みを感じずに死ねたのが良かったのか悪かったのか(泣)シドは自分の最高は6.23だと自慢中。いや~、それは自慢にならないのでは…
セントラルパークの大岩の下に、Tシャツに包まれてエミリーの頭部が発見されました。これがまたリアルで怖いです。このTシャツにヒュドラが描かれていたことから、ステラの推理が始まります。図像学なんて、今までのNYではあまりなかったストーリー展開で興味津々。EVERYTHING AND NOTHINGという文字にも意味があると。
ギリシア神話は好きなのですが、ヘラクレスの十二の功業はなんとなくしか知らなかったので、ちょっと悔しかったですよ。
このTシャツに良く似たものを着ていた学生のことを、ダニーが思い出しました。
ダニーが「ここで一番まともだ」と名刺を渡した相手です。うーん、なんだか胡散臭い。まともそうなのが犯人ってパターンが結構ありますから
シェーン・ケイシーという名の男子学生は、エミリーのことはよく知らないと説明します。知的でクールでセクシーだけど、自分には縁がないってか。Tシャツには暗号が隠されていて、edocluandry.comというサイトにアクセスし暗号を入力すると、連続推理小説の続きが読めるのだとか。Tシャツ代がかかって、かなりお高い小説ですなあ…
ワシントンスクエアパークで売っていたと聞き、ダニーたちが駆けつけます。
ジョン・ヘイズと言う名の男性が販売していたのですが、Tシャツのデザインは八種類だけで、事件の証拠となったものはデザインをしていないそうです。一枚二十九ドルという値段に、ダニーは一言「やっぱりバーニーズにしよう」と。ダニーおしゃれさんだものねえ。ユニクロなんかもダニーは着ないのかも、と想像してしまいます。
証拠のTシャツにはkodocon.comと書かれています。ステラがアクセスし、暗号を入力すると少年の動画が再生されました。この可愛らしい子が、事件と関わりがあるってことですか。
第二の事件が発生。
ケネス・チャンドラー、三十二歳。バーの用心棒をしていた男性が、Tシャツを着せられ、両目を串刺しにされて公園で発見されました。なぜ目を?見てはいけないものを見たからだろう。舞台の『リア王』観たばかりだったので、目のネタはちょっと駄目です…
ケネスの上半身には、無数の目がペイントされています。アルゴスの百の目を持つボディガード。これもギリシア神話。神秘学まで出てきて、もうお腹いっぱい…単語がすぐに思い浮かばないのがなあ。日本語と英語の壁がすぐに越えられないのが辛いです。
ステラは少年の映像から、撮影された場所がロングアイランドだと突き止めました。
しかし、証拠がそのまま残されていたものの、犯人の姿は跡形もなく消えていました。なんて感がいい奴なんだ。
「これじゃまるでダ・ヴィンチ・コードだ」
マックの的確な突っ込みが好きです。
隠されていた暗号は、刑事裁判の番号でした。9N000208だったかな。イアン・ケイシーという二十五歳の男性が二十五年の終身刑を下されたものの、刑務所で縊死した事件。第二の事件の被害者、ケネス・チャンドラーの証言が、裁判の全てを決めてしまったのです。復讐のために、連続殺人を犯していた。
エイミーが裁判委員長だったとは。しかしただの学生が、担当していいものなんですかねえ。
決めてとなるDNAの証拠もなかったのに。犯人にはあと二人ターゲットが。弁護士と検死官。そのときの担当は、ホークスだったなんて。でも犯人の身長を割り出せなくて、確実な決め手とならなかったはずなのに。やる気のない弁護士のとばっちりを、受けなくちゃならないなんて。
弁護士が一命を取り留めたのが許せない自分…弁護士に当たり外れがあるのも、なんだかなあ。
ホークスはマックの警告があって無事でしたけど。
シェーンが逃亡して終わりってことは、また話の続きがありそうです。
PR