しかし行方不明となった今では、母親はタラが無事に帰ってることだけを祈っています。
タラの友人たちの話を聞くと、彼女は大金を必要としていた。そのために、他人のレポートを代筆して金を稼いでいた。一ページ十ドル。大学生にまでレポートを売っていた。ジャックが話を聞いてましたが、科学の問いを知ったかぶりして見事にはずしていたのには笑えました。きっと娘たちにも同じように接しているんだろうなあ。
タラは四ヶ月前に水泳部を辞めていた。学業を優先させるためと顧問の教師に説明していた。でも、本当は辞めたくない水の中だけが安心できると話していたと分かる。
親友のネルは、タラが妻子ある男性と付き合っていて、一泊旅行に出かけていると嘘を付く。
タラのノートに住所の走り書きがあった。そこに住んでいるのは、妻子持ちの医者だった。
早速病院を訪ねると、不倫なんてやっていないと真っ向否定。
医者の守秘義務があるから、タラの病状は話せない。ジャックが時間がないことを説明すると、渋々重い口を明ける。
胃の調子が悪いと病院にやって来たタラだったが、妊娠していたと判明する。
普段から周期が不安定だったため、妊娠していると分からなかったのだ。もはや避妊はできない。
動揺し、慌てて病室を出て行く。
母親も妊娠に気付いていなかった。昔買ってあげたポンチョを気に入らないと言っていたのに、最近急に着るようになった。ポンチョならば、腹部の膨らみを隠せる。
母親には妊娠に思い当たる事があった。それはアンドーバーでの二週間の集中春季講習でのこと。
帰宅したタラは、講習で出会った少年と関係を持ったと母親に打明けたのだった。今妊娠したら大変なことになるから、ちゃんと避妊するようにと叱りつけられる。タラは自分のことに構うな、自分のことは自分で出来ると逆ギレ。ま、結果として妊娠してしまったわけですが。
ジャックはネルが嘘ばかりついていると、頭に来ています。
他の友人たちに話を聞きだして、タラの相手の少年の身元が判明します。キーナン進学学校の生徒ギャビンでした。
タラが一人で何とかすると言っていた、と全く自分は無関係なのにいい迷惑だという感じ。
夜の10時30分に携帯に電話がかかってきた時にはもう寝ていたって…。さすが優等生(苦笑)明日大事なテストがあるからと電話を切ろうとする男。母親はこうなることを心配していたのです。
一人で出産したタラ。いきなりシングルマザーですよ…。
「幾つになっても親は子どものことを抱きしめてやりたいんだ」ジャックの台詞には、自分の娘たちの姿が重なっているんだろうなと思わせられます。
仕事の途中で娘たちに電話してましたもの。でも長女はボーイフレンドが出来たようで、電話には出ません。いつか次女も電話に出なくなるんだるなと思うと(泣)だからこそ、今回のジャックはいつもにも増して必死だったのかもしれません。
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