Bunkamuraザ・ミュージアムで7月22日まで会期中無休で開催されている「プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代」に行って来ました。
暑い!!渋谷は何て暑さなんだ~と心の中で叫びつつ、美術館への道のりを歩きます。
フランドル派のバベルの塔、ポストカードも購入しました。淡い色彩で描かれていますが、塔の雄大さは見事なもの。
「サテュロスとバッコスの巫女といるシレノス」(ルーベンス:複製)これを見ると、酔っ払いの姿は洋の東西を問わずにみっともないものだなあと。若い者に支えられている泥酔した老人。
戒めのために飾るといいかも(苦笑)
「カエサルの凱旋」では略奪した宝物を掲げて、勝利を祝う人々が鮮やかな色彩で描かれています。
日の光を浴びて光り輝いている。これこそ勝者。
ルーベンス(工房)のキリスト哀悼では、キリストの額に突き刺さった茨の棘を、聖母マリアが抜いてあげている仕草に胸を打たれました。
「浜辺の魚介類」リアルすぎてなんだかグロテスク。食べたくないな…。エイが裏返っているのが何とも言えず。
「歯抜き屋(にせ医者)」は悶絶している患者に、とても医者に見えない偽医者。机の上に幾つも並べられた怪しい歯科器具、抜糸の様子を見物する人々。俺もああやって歯を抜かれたんだぜ、という感じで自分の歯を他人に見せている男。なんだか笑ってしまいます。
グッズ売り場では、美術展に関するものだけでなく、チェコの特産品なども販売されていました。
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