そんな彼女はマーケットリサーチの仕事に納得できずにいました。お金を稼がなければいけないけど、心情に反する。「そんなに深刻にならずに、お洒落を楽しんだら?」同僚の精一杯のアドバイスが功を奏したのか、ペイジーはその後見違えるように女らしくなったそうです。きっと誰かと付き合い始めたのでしょうが、その相手を打明けるほど彼女の心は開かれていませんでした。
ペイジー役の女優さんは、CSI:NYでリンジーを演じているアンナ・ベルクナップさんです。駄目だもうリンジーにしか見えない…。
今日はビビアンの手術の日でもあります。心臓を一旦止め、悪い部分を取り除くという大掛かりな手術です。
医者からの説明があっても、やはり心配そうです。
ジャックがお見舞いに行くと
「なんで来たのよ…。こんな姿を見られたくなかったのに」
ビビアンに思いっきり拒絶されています。弱ってて、しかもすっぴんなんて最悪ですよ。
まあジャックらしいと言えば、そうなんですけど。ビビアンもジャックだから本音が言えたのだろうと思います。
ペイジーは問題児の女子校生の面倒を見ていました。ジュリア・ゴメスは不倫の果てに妊娠し、一人で産む事も出来ずに悩んでいます。相手の男は堕胎すなければ、殺すと脅してきたそうです。もう最悪。相手は警察の人間で、何処にも相談できません。
ペイジーの携帯を調べると、最後に会話した相手がジュリアだと分かりました。ペイジー急に会いたいと電話があり、現金五万ドルを渡されたジュリア。これで街を出て、子供を産むようにとのことでしょう。でも、そんな度胸がジュリアにあるはずもなく。ダニーたちが札束の帯から、何処の銀行口座から引き出されたのかを調べます。口座名はサラ・レイノルズ。ペイジーのもう一つの顔です。しかし、どうやってそんな現金を貯めたのでしょう。
ペイジーの妹、ベスがFBIのオフィスを訪ねてきました。うーん、どこかで見たことがありますよ。『インヴェイジョン』でラーキンを演じている女優さんです。こんなところで(笑)
ペイジーのアパートに、アディーサ・ラノというマキーバ出身の男性がいたと話をします。
かの国では内乱が起こり、アディーサとは音信不通になっていたけれど四年ぶりに再会したそうです。
マキーバ解放戦線の一員であるアディーサは、テロリストとして指名手配されていました。つい政治の話になり、姉妹は口論になってしまいます。サマンサもアディーサはペイジーを利用して、永住権を手にいれようとしているのではないかと危惧します。
サマンサといえば、ジャックに「最近どうだ?」と聞かれ、マーティンとのことだと思い、ご機嫌斜めになってました。またしてもジャックやってくれましたよ…。ジャックにしたら、マーティンとのことなんて全然考えずに社交辞令として「最近どうだ?」と聞いたつもりだったのですが。奥さんが離婚したいと決意した理由が分かってきましたよ…。
マキーバのガンバ将軍がニューヨークに滞在している、その情報を元に大使館を訪れるジャックとサマンサ。
そこに自称ボウマン刑事もいました。本名ドーン・バルトは、将軍のボディガードを務めていたのです。
しかし、ジュリアの浮気相手がドーンなんでしょうかねえ。そうなご都合主義が罷り通ってしまいました。
ジュリアの遺体が路地で発見されたのです。額に一発。プロの仕業です。遺体の近くに落ちていた携帯を調べると、ペイジーの携帯に死に顔の写真を送った痕跡がありました。容疑者は白人男性、車は黒の SUVとなればドーンが怪しい。
ペイジーはマーケティング会社に勤め、個人情報を盗み出していました。その金は武器に変わり、今回の暗殺計画へと結びついたのです。食料よりも武器を!それはお前も心の奥底では分かっていたはずだ。アディーサの一言に反論する術を持たないペイジー。
“きっかけ一つで人は変わる”
武器を手にしたペイジーは、追い詰められてガンバ将軍の暗殺へと向かいます。
「世界を変えたいと思っていた。これで夢が叶った」
ジュリアの死を突きつけられ、脅されていたから殺すしかなかった。
本当ならドーンを殺すべきなのに。殺人に理由をつけているようで何だか嫌です。
他国の人間が介入すべき問題じゃないでしょ…。アメリカが介入したら、ややこしくなるのではないかと。
「昔のペイジーはいなくなってしまった」
ジャックの一言がとても重い。
将軍の死によって、マキーバの情勢が更に悪化する可能性があります。クーデターなら、まだしも新政権の樹立が国民に受け入れられたかもしれません。
「戦争が始まる」
ああああ、そんな所で終わりますか(泣)
先のシーズンの最終回でも脱力させられましたが。これでまた半年待たされるのですね…。
そんな我慢できっこないのでIMDbで調べてしまいましたよ。
シーズン4の第一話と前・後編になっているようです。End GameとShowdownというように。
生殺しなんて酷い!!
『スーパー・ナチュラル』も似たようなもんでしたね(泣)
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