カーティスは村八分になってしまい、就職もできずに無駄に日々を過ごしています。こんな町出て行けばいいのにと思いますが、彼は逃げたら負けだと町を出ようとしないのです。
デイジーの両親の通報があったために、ジャックたちFBIが調査に乗り出したのですが、お約束のように地元警察は非協力的。カントリーミュージックが如何にも似合うなんて、ジャックが悪口言うぐらいです。
マーティンとサマンサの喧嘩は継続中。サマンサは、マーティンのいとこの結婚式への出席を一度断ったものの、改めて出席の返事をしました。これにもカチンときたマーティンは、君に振り回されるのはもうゴメンだ!!と聞く耳を持ちません。上手くいってないと、ちょっとしたことが火種になりますから…。
そんな二人のところに、ジャックが今回の事件のことでサマンサを呼びに来ました。
険悪な雰囲気に気付いたジャックから「職場にもちこむな」とマーティンは注意されてしまいます。
悪いけど、ジャックに言われたくありませんよ。奥さんとの離婚調停のとき、職場で派手にやらかしたじゃないですか。ブチ切れて机を投げ飛ばし、ガラス粉々にしたくせに…。
ダニーは、電話でビビアンに捜査のヘルプを頼みます。でも途中でキャッチが入り、ビビアンは慌てて電話を切ってしまいました。ああキャッチなんて懐かしいなあ。ダニーとの会話中に警察からの電話が入ったのです。
ビビアンの息子が、学校をさぼって昼間から公園で友人と一緒にビールを飲んでいたところを補導されたのでした。母親が心臓の病気で仕事を休み、定時に決められた量の薬を飲まなきゃいけないなんて、日常を大きく外れています。普通に学校に行って勉強するのも、手につかないでしょう。そのもやもやな感じが、学校をサボらせたのではないかと。でも仲直りできて良かったです。あの年頃で母親の料理の手伝いやってくれるなんて、なかなかいないですよ。
ジャックがデイジーの両親に話を聞くと、思春期のせいか様子が変だったと言います。髪を黒く染め、鼻にはピアス、親に対して反抗的な態度を取る。喧嘩の後に家を飛び出すことが度々あり、今回もその延長かと思っていたそうです。母親はデイジーがピルを飲み、誰とでも寝ていると言っていたと話をします。父親はそのことを知らずにいました。
ピルは、親を驚かせるためにわざと持っていたと分かるのですが。婦人科に付き添ってくれた少年も度胸があるなあ…。噂になったらどうするんだろう。小さな町みたいだし。
デイジーは、アンバーの父親で町の牧師をやっている男性と盛んに連絡を取っていました。デイジーはアンバーがどんな少女だったか知りたがっていたのですが、牧師はいい加減にしてくれと冷たくあしらっていました。
そんな中地元警察の不手際で、カーティスが自宅から姿を消したと分かります。
人手が無いから、がその理由。見張りは二人でやるのが基本でしょう…。
ジャックは切れて
「忙しい?ドーナツを食うのにか?!」
警察とドーナツって切ってもきれないイメージがあるのですが、アメリカでも同じなんだなあと。
アンバーの事件を見直していると、証拠の腕時計が記録書類から消えています。
証拠の紛失って(泣)
当事の担当者が遺体となったアンバーのもとに駆けつけた時、腕時計に金髪の毛髪が付いていたことに気付きました。アンバーのことはよく知っていて、その亡骸が視界に入るのはつらいと、毛布をかけようとしたその時に毛髪が飛んでいってしまいました。うわ、証拠が汚染されたうえに紛失ですよ。あああああ、警察がそんなんでどうするんですか!!まずは毛髪だけでもピンセットでつまみ、何か袋にいれておけば良かったのに。
自分の失態を棚において、無実のカーティスを容疑者扱いして。カーティスは黒髪で、金髪とは違うと一目で分かりますよ!
カーティスの車が見つかりました。しかし持ち主は、遺体となって近くに横たわっていました。彼の人生は、アンバーが殺害された時から時間が止まっていました。何をするのも無力。
デイジーはカーティスに相談をしていたのです。父親がアンバーを殺害したのではないかと。デイジーがその結論に到った理由は、彼女の身に起きた悲しい出来事が発端となっていました。ピルのことも、それが一番の理由なんじゃないでしょうか(泣)
母親はそのことを否定し、そんなのあり得ないといいますが、家族の二人は必死に隠そうとするから分かるはずありません。
父親の仕事は時間が不定期で、母親は定時のデスクワーク。父親が娘といる時間の方が長いのです。彼がデイジーを隠しているのでは。
ジャックの取り調べは怖いですよ。自分にも娘がいるから、余計に頭に来ているようです。
「話をするときは人の目を見ろ!!」
一度の過ちが許されるなら、警察はいりませんってね。
カーティスはデイジーから話を聞いて、その身を心配して父親に連絡を取ったのでした。そこで父親はデイジーの居場所は知らないと逆上して、カーティスを殴り殺したのです。
デイジーはニューヨーク行きのバス乗り場で見つかりました。父親の殺人と、親友の死。これを告げる辛い役目は、サマンサが引き受けました。父親と同じ年頃のジャックがいったら、デイジーが怯えるのではないかという心遣いからです。ああでも真実を知った母親と会うのも辛いですよね。あの町から引越したいと思いますが…。デイジーがカーティスのように強く生きれるよう祈ります。
結局アンバーの事件はコールドケースになってしまいました。カーティスも亡くなって、犯人がこの町にいるかもしれないとお互いに疑心暗鬼のまま生きていくんでしょうね。悪いけどざまぁみろって感じです。
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