服役中のトマス・ビールは、事件当時大学の助教授で妻子のある身でありながら、教え子のスカイ・ピーターセンと不倫の果てに殺害に至ったはずでした。しかし、今になって失踪時にスカイが所持していたバックパックがリサイクルセンターに持ち込まれたのです。
不倫によって、トマスもスカイも両者の家族たちも全てを失ってしまったわけです。裁判で下された審判とはいえ、ジャックは冤罪に対する謝罪を行いました。当時の捜査中に、"トマス・ビールが犯人だ"という先入観が全くなかったわけではないでしょうから。こういう裁判で陪審員になるのも大変だなあと、ふと考えました。明白な証拠がないときに、自供だけで有罪にする怖さ。でも、それを言ったら捜査官としては成り立たないわけで。ジレンマを抱えながらも、真犯人を逮捕したジャックは強いです。一時期は離婚問題で、この人大丈夫かな~と心配でした。なんたって、椅子を振り上げてオフィスのガラス窓を割ってましたから。
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