以下の文章ではGSG-9に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
GSG-9 #8 アメリカからの訪問者
デミアのお兄さんのお葬式。イスラム教の埋葬は初めて見ます。ゲープと奥さんも参列に来ました。ゲープとしたら、奥さんの浮気相手だった人が亡くなって、胸中は微妙なんでしょうけど。
ゲープによると死後二週間経過した所で国道沿いに捨てられていたと言います。
デミアは宗教関係者によるものだと主張しますが、妹はそんなことはありえないと。
妹さんは熱心にモスクに通うタイプだから、デミアの意見には賛成できないのでしょう。
アル・タウィードのメンバー拉致に失敗したGSG-9。
押収したパソコンから暗号化された文書が見つかります。それは座標でソ連と英国の旧軍用飛行場でした。
今は使用されていないものです。メールのやりとりを見ると、どうやらリーダーを運ぶ計画があるようです。
ある飛行場を見張っていると、小型機が着陸しました。機体に書いてある登録ナンバーを調べると、アメリカのもの。なんだか面倒なことになりそうです…。
機内には二人の男女が。女性が銃を手にし、男性はスウェーデンで休暇中に拉致されたのだと訴えています。
ゲープたち三人を相手には出来ないと見た女性が、銃を床に下ろします。
彼女の名はキャサリン・バーネット。CIAだと名乗りますが、機密事項だとしてその目的地や任務を話そうとしません。他国に協力したくないようです。
拉致されたという男性はウラルといい、ドイツに二十年居住し妻子もいます。捜索願も出されていました。
繊維取引のために海外出張することが多いようです。
彼がアル・タウィードのリーダーなのでしょうか。
ベルリン市内に輸送しようとしたところ、何者かに銃撃を受け、CIAの男性が一人射殺されてしまいます。
アル・タウィードが輸送の情報を何処で知ったのか。キャサリンは裏切り者の存在を疑っています。
最悪なことにウラルをキャサリンが連れ去られてしまいました。
ゲープたちよりも相手の男たちの方が人数が多いし、何よりも人質に銃を突きつけられていたら動けません。
キャサリン携帯切っておかなきゃ!!と思ったのですが、娘からの電話だったんですね。うーん母親としたら、いつでも電話に出たいのかなあ…。
アル・タウィードのアジトにたどり着くと、ウラルは態度を急変。ボスって感じですねえ。
誰がキャロラインにウラルの居場所を教えたのか。それを聞きだすために、サイードという男性が拷問をすることになりました。サイードって(苦笑)某ドラマでもサイードという名のキャラはイラクでそんなことをやってましたよ。水を張ったバケツに顔を何度も押し込まれますが、キャロラインは口を割りません。
ゲープたちは何とかして場所を突き止めようとします。
飛行場に取り残されたアル・タウィードのメンバーから聞き出そうとしますが、上手くいきません。
仕切り直しだとゲープが紅茶を持ってくるのですが、湯気が凄くてとても熱そう。あれをかけて拷問するのかしらと思いましたよ。でも隙を与えて、電話をかけさせるためだったのですね。
アジトを逆探知で突き止め、キャロラインの救出に向かいます。
四年前からウラルを追っていたのに、今回のことで全て台無しになってしまいました。
キャロラインは一人娘のことをゲープに打明けます。出会いは最悪だったけど、国は違えど同じ仕事をしている二人です。ひょっとしたらいい仲間になれたかもしれません。
デミアの妹はパキスタンの難民キャンプへ行きたいのだと話を切り出します。デミアにしたらどれだけ危険な場所か分かるだけに勿論反対します。でもゲープの奥さんからデミアがGSG-9だと聞いた妹は、兄さんだって危険な仕事でみんなの命を守っているじゃない!と。
あーあ、ゲープの奥さんも余計なことを言ってしまって。
デミアも妹が自分に似ていると分かっているのでは。亡くなったお兄さんも弁護士だったしね。
優秀な兄弟じゃないですか。デミアはパキスタン行きを許しました。
デミアやゲープ以外のメンバーの私生活にまつわる話も放送して欲しいです。
IMDb見ると、全13話なんですよね。もうあと五話しかありません。
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