ヒロとアンドウ君は元の世界に戻ってきましたよ。あの屋上、絶対に何かあると見た。アイザックの漫画を参考にして、爆発を止めようと張り切るヒロ。アイザックが殺される前に戻ってきたのか、それとも。
そういえば、ピーターも未来を描けるのでした。アイザックの能力を吸収したからね。次々に仕上がる絵は、どれも炎に包まれたニューヨークのそればかり。ピーターが“ナインス・ワンダー”の続きを描く、ってのは無理なんですかねえ。
クレアちょっと寂しそう。帰宅したネイサンが、自分の子ども達とハグハグしてます。クレアにはそんなことしないから。一歩距離を置いた感じで接してます。親子なのに。
ピーターはクレアのパリ行きを必死に止めてます。クレアを通じて、テッドとピーターが出会うのですか。なるほどねえ。
そのテッドは、力の制御がかなり上達しています。車のエンジン動かせるぐらいに。以前だったら爆発させて終わりでしょ。そういった意味でも、ミスター・ベネットの存在って意外に頼もしいかも。
サイラーに両親を殺害された少女モリー・ウォーター。トンプソンは彼女の病気を完治させれば、サイラーを止めることが出来るとモヒンダーに話ます。モヒンダーの姉のシャンティも、同じ病気で幼い頃に亡くなってたなんて。チャンドラー博士は治療する手立てを見つけたのに、少しの差で愛娘を失っていました。その研究をモヒンダーが受け継ぐ事になったのですが、如何せん資料が足りません。
何度も採血されるのは嫌なもの。しかも下手糞なのは最悪だ!!きっと後で青痣になるんですよ…ちょっと頼りなさげなモヒンダーを、反対に励ましてあげるモリーが意地らしくて可愛いです。
ヒロがアイザックのアトリエを訪れると、そこには(泣)
矢張り間に合わなかったか。サイラーに見つからないように隠れても、心臓音で思いっきり居場所がバレてるのが見ていてハラハラします。ヒロたちはそんなこと知らないから。テレポート出来てよかった~。
漫画には二日後、つまり明日の選挙後に殺害すると描いてある。ヒロは機会を待つつもりですが、アンドウ君に「あんな危険な奴を野放しにするつもりかよ!!俺が未来でどうなったか教えてやるよ」と言われて心が揺らいでます。大義名分があっても、簡単に人を殺すなんて良くない。こんな純真なヒロのままでいて欲しいです。
アンドウ君の主張もよく理解できるけど。そのヒロの優しさが命取りになってしまうのだけれど。
サイラーが助けを求めた先は、実の母親のところでした。なんだマザコンかよ…母親はスノー・ドームを集めるのが趣味なようです。全米を旅するサイラーが、お土産に買ってきてくれています。掃除をまめにしないと、埃をかぶってしまうんですよね。こういうのって。
二人のやりとりを見ていて、母親の存在がサイラーを大統領の座へと駆り立てたのかな~と。
自分がニューヨークを破壊してしまうと怯え、引きこもろうとしていたサイラーがですが、新たな目標を見つけて喜びにわいています。ちょっとイタズラが過ぎてしまい、母親は怯えて拒絶し、寝室に閉じこもってしまいました。
ドアの前で座り込むサイラー、生理的に受け付けません。ごめんなさい。
マイカはニキに変身したキャンディスによって見張られています。隙を見て逃げ様としても、その能力に太刀打ち出来ません。あんなトワイライト・ゾーンみたいな空間を作り出せるなんてね。
母親の直感は正しいです。ガブリエルは死んで、サイラーになってしまった。お気の毒に…サイラーはもう完全に常軌を逸してしまってる。流れ出た血液であんなことをするなんて。ヒロは危機一髪。アンドウ君がいてくれて本当に良かったよ。
病気の姉を持つ元気な弟は、病気に対する抗体を持っている。それに気づいたモヒンダーは、自分の血液をモリーに輸血し始めました。元気になるといいのだけれど。
この世界には分岐点がいくつもある。
リンダーマンとミセス・ペトレリには繋がりがあるようで。ネイサンを何としてでも大統領の座に就けたいようです。ここでも母親の影響力恐るべし。ネイサンたじたじですよ。
ピーターの描いた絵で、テッドの居場所が突き止められました。
クレアとミスター・ベネットの再会にほろりとしましたよ。涙もろくなったな自分。
テッドと初対面のピーターですが、既に能力の吸収が始まり、力が制御出来なくなっています。爆発が早まるのか。クレアはその手の中にある銃の引き金を引いてしまうのか。
『ターミネーター』のように未来を変えることが出来ない筋書きは、この作品ではかなり嫌です。
だってめちゃくちゃ希望がないもの。
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