地下鉄の車内で、ピーターが未来からやって来たヒロと出会ったシーンから始まります。
「ここに来るのは危険だ」
未来のヒロたちは、何と戦っているのでしょう。ヒロは、チアリーダーの少女を助けるようにとピーターに伝えます。そして、ヒロからアイザックのもとに電話があれば、会おうと言うようにと。
ピーターがヒロに質問しようとすると、時間は再び動き出し、ヒロの姿は跡形もなくなっていました。
勿論、モヒンダーはその話を信じるはずもなく。でも「役目を果たせ」というヒロの言葉に、ピーターは自分に与えられた使命を感じ、再びアイザックのもとへと戻ります。
D.L.が連れ出したのは、ネイサンでした。何があっても、ニキは奥さんだものね。ノアはネイサンの記憶をも消そうとしますが、危機一髪でネイサンは一ッ飛び。な~んだ、ネイサンは自分の力を思うように操れるじゃないですか。ネイサンが到着したのはラスベガスの砂漠。近くにあったダイナーへと入っていきますが、パンツ一枚のその姿に皆騒然となっています。ネイサンの飛行を目撃したのは、ヒロでした。アンドウ君とカジノのことで喧嘩別れして、一人でダイナーに残っていたのでした。ネイサンを見つめるヒロの眼差しの熱いこと(笑)
ヒロはネイサンに近づき「空を飛んでたのを見たよ。僕は未来に行ったり、時間を止めることが出来るんだ」と熱く語ります。でも、ネイサンにしたら「何だよ、こいつ」ってな感じ。でも、ヒロがネイサンの未来を見たと知るや、急に優しくなるんだから…。ヒロは片言の英語と身振り手振りで、ネイサンと一緒にラスベガスに戻ることになりました。
ネイサンを見事に罠に嵌めたことで、ニキの借金に。でもサカモトに録画した映像を見せられても、ニキにはその記憶がないのです。
ニキが家に帰ると、警察が張り込んでいました。夫のD.L.が近所で目撃されたため、刑事が張り込みをしていたのです。D.L.は二日前に逮捕されたのですが、逃げ出していました。ニキに会いに来るだろうと予想されたのですが、そこに現れたのはアンドウ君…。いや~、ネットで情報を集めたって。刑事さんたちは、ストーカー扱いしてますよ。ニキがネットの中の自分は本当の自分じゃない、と話をします。うなだれるアンドウ君。なんだか、ちょっと可哀想。
前回、車の事故を起こしたクレア。ブロディは大怪我を負ったものの、一命を取り留めました。
クレアの回復力に、お医者さんは驚かないのかしら…。とうとうクレアは、ノアに真実を告げます。
ヒロは、クレアが殺されるのを阻止しなければ、と言ってました。でもクレアは簡単に死なないはず。もしもクレアが死んでしまったら、ノアが悲しむ。世界の破滅には、ノアが絡んでいるのでしょうか。
娘が傷つけられた(未遂だけど)と知り、ノアはブロディの記憶を消してしまいます。L.D.もいいように使われているけど、何の弱みを握られているのやら。ブロディは、自分の名前も分からなくなってしまいましたよ。
ピーターは、アイザックのアトリエへと戻りました。ようやく会って話しができたけれど、いきなりチアリーダーを探せと言われたら、誰だって面くらいますって。絵を描くには、ドラッグが必要だと分かり、ピーターは動揺します。これ以上、アイザックにドラッグを渡すのは良くないと、一目で分かるのですから。
ここでピーターの能力が一役買います。アイザックの能力が使えるようになり、書きかけの絵を見事に完成させました。帽子を被った男の影に、その足元に血まみれで仰向けになっているクレア。ピーターは、クレアの名前も知らないでいます。
マットの奥さんジャニスは、夫が黙って一晩家を空けたため、職場に必死に行方を問い合わせています。D.L.に記憶を消されたマットは、何時の間にか自宅のソファで横になっていました。そりゃ、ジャニスも怒るって。
帰って来ないなんて、初めてのことだったでしょう。記憶が消されたとはいえ、マットの能力が失われたわけではないでようす。どうやら無意識にジャニスの考えを読み取り、彼女の期待に添うことばかりやってあげるのです。普通あんなに当ったら、怪しむと思うのですが、ジャニスはマットのことを愛しているから疑う余地はありません。それはそれで幸せかもなあ…。
マットはジャニスのために、アイスを買いに行きます。清算しようとした時に、頭の中に聞こえてきた声。
警官のマットがそれを見逃がすわけには行きません。強盗を計画した若者を、なんとか宥めます。その時にも、心を読んでました。その場に居合わせた客たちの、怯える声がマットの頭に流れ込んできます。
力を抑制できないマットは、訳が分からずに再び気を失ってしまいました。
うーん、みんなが繋がって来たのだけど、マットはどうなるのかなあ。
ネイサンのタイプは、ニキのもう一つの人格ジェシカでした。あーあ、報われないなあ…。ネイサンも既婚者だから、はなから無理なのですが。しかし、リンダーマンに脅されるはずが、逆に脅しているあたり強かです。
二百万ドルの借金を、四百万円に増やし、選挙資金を倍額にするつもりです。
ニキに振られて、アンドウ君はヒロのもとに戻ってきました。良かったねえ。アンドウ君がヒロの代わりに、アイザックに話をしてくれることになりました。電話だと相手の表情が見えないため、英語が出来ないとかなりキツイですからね。電話に出たのはピーターでした。ヒロ・ナカムラからの電話だと知り、ピーターは運命を感じます。
「君に伝えることがある」
ヒロ、アンドウ君、ピーター、アイザックたちでクレアを救わなければ。ヒロはいつアイザックに命の危険を話すのでしょう。これも気になります。
警察が周囲を見張っているニキの家に、L.D.が現れました。何時の間にか部屋の中にいるのって、マットと同じですよ。短期間の記憶を消して、侵入してるのかしら。
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