多くの能力を手にしたサイラー。特に他人DNAを入手することで、その人物に変身する能力にとまどっています。別の能力では、所有物に触れることで、その持ち主の記憶も手に入れることができるのです。自分以外の何者かに、なりきることが出来る。
父親探しの旅が完結し、ようやく落着いたかと思ったのもつかの間でした。
能力に対する“飢え”をダンコに利用され、サイラーとしての存在は亡き者にされてしまいます。
ダンコは心のより所を見つけるといいとアドバイス。父親から譲られたソ連製の時計を見ると、心が安らぐのだと話して聞かせます。サイラーにとって、時計は重要なキーワードです。まさか義理の母親の遺品を手に入れるなんてねえ。実の母親のことは調べようとしないんだ・・・。義理の母親との一人芝居語りは、傍から見るとかなり怖かったです。
マイカは反乱者としての活動を継続していました。またダンコに居場所を突き止められるなんて、セキュリティが甘いんじゃ・・・。マイカも一人ぼっちになってしまったから。サイラーはルークといい、少年には甘いような気がします。悪に徹しきれないと言うか。
ヒロはオーバーワークで、ダウンしてしまいます。頭痛と鼻血って、かなりまずいんじゃ。映画『バタフライ・エフェクト』でも、未来を変えるためにタイムトラベルを繰り返し、同じような症状が出てきてたなあ。脳腫瘍が脳を圧迫してるとかで。
マットは家族を守るために奮闘中。赤ちゃんパワーのおかげで、ダフニとの死別もすっかり忘れてしまったかのようです。
ペトレリ家の人々は、一致団結してサイラーと戦うことになりそうです。アンジェラの次の手は、次回予告にちらりと出ていました。ダンコはネイサンに化けたサイラーの計画を見破り、度が過ぎていると止めに入ります。後頭部への一撃をものともせず、ダンコを向き合うサイラー。まるでゾンビです。誰が暴走を止められるのか。
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