以下の文章ではLOSTに関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
LOST #12 ケースの中の過去
ケイトとソーヤーが川でじゃれあってますよ。ケイトは上はちゃんと着ているけど、下はパンツ一丁になってます。しかも逆三角形の黒パンツ。うーん、ソーヤーが誤解するのももっともだな。ソーヤーはジーパンだけの姿。泳ぎながらちょっかい出して、楽しそうです。深く潜っていくと、何かが視界に入った。それは、飛行機事故の遺体。座席ごと川底に沈んでいたのだ。ケイトは、座席の下にあるジェラルミンケースに気を取られる。遺体を探って財布を手に入れたソーヤーは、ケイトの様子がおかしいことに気付く。
砂浜では急激に潮位が上がり、荷物が波にさらわれていた。ジャックは洞窟に避難するように勧めるが、サイードはクレアの事件があって、皆ジャングルを恐れているのだという。サイードがルソーの所から持ってきた地図には、フランス語で書き込みがしてある。これが解読できれば、脱出の糸口が見えるかもしれない。そこで、フランス語ができるシャノンが必要になる。ブーンは、皆が荷物を避難させているのに、何もしていないシャノンは役立たずたと責める。ブーンはロックと一緒に見つけた、ハッチを開けようとしていた。
サイードは懸命にシャノンをくどく。フランス語を解読してくれと。それは、ある歌の歌詞だった。
チャーリーは相変わらず放心状態のまま。クレアを守れずに、誘拐されてしまったのがショックなのだ。
しかし、嘆くことがあるのは、自分だけだと思っているのかと問われ、皆の手伝いをしぶしぶ始めた。
彼に必要なのは、誰かに頼ること、辛いと打ち明け泣くことだった。
ケイトはケースと取ってきて欲しいとソーヤーに頼む。引き受けるものの、ケースには鍵がかかっていた。ケイトは強がってケースなどいらないという。本心を読み取ったソーヤーは、鍵のかかったまのまケースをもらうと言い出した。悔しいけれどケイトはソーヤーの好きにさせ、隙を見てケースを奪い取った。
ケイトは、銀行強盗の一味となってまで、そのケースを奪った過去があったのだ。
ケースの鍵は、亡くなったFBI捜査官のポケットの中にあった。もうすでに腐敗が始まった遺体を、ジャックとケイトが掘り出す。鍵はあったのだが、それを隠したケイト。ジャックは彼女の過去には秘密が多いことに腹を立て、なぜそんなことをするのか問い詰める。ケイトが手に入れたかったのは、おもちゃの飛行機。それは彼女が愛し、そして殺した男の物だった。
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