以下の文章ではLOSTに関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
LOST #17 沈黙の陰
ジンはサンがビキニを来ていると、気に入らないのですぐに止めに行く。
サンのそういう格好を他の人に見られるのが嫌なんだろうけど、米国の人たちにはどうも理解してもらえないようです。口論になっているのを、皆どうやって止めようかためらっているいる時に、マイケルが間に割って入ります。しかし、サンはマイケルの頬を平手打ちし、二人でビーチから去って行く。
呆然とするマイケル。
ジンは、サンとマイケルの仲を疑っている。
サンはマイケルに謝るが、ジンとサンの問題だと突き放される。
マイケルのボートは完成に近づいている。しかし、何者かによって放火されてしまう。マイケルは、ジンの仕業だと疑うのだが。
サンが洞窟へと戻ると、ジンが腕に火傷をしていた。サンはジンが火を付けたのだと思い、責め立てる。
混乱状況の中で、サイードはブーンにシャノンと友達以上の関係になるかも、とわざわざ断りを入れる。
ああ、どうしてこう更にややこしくするかな(泣)勿論ブーンはシャノンの悪口を吹き込む。
またサイードはそれですぐに信じるし!!シャノンはサイードの態度がよそよそしくなったので、ブーンが何か言ったのだと気付く。頭にきたシャノンはブーンを捜しに森へと入る。そこでロックに出会い、本当にサイードが好きならブーンなど気にするな、と言われる。さすがロックさん、いぶし銀だねえ。
ジンの回想。サンと結婚するために、父親のパクの言いつけには何でも従うと誓いを立てる。
それは人さえも殺すということ。
パクの工場の生産性が劣り、ジンが工場長のもとへと伝言を伝えに行かされる。意味を呑みこめなかったジンは、そのまま言葉を伝えるだけだった。工場長はそれを喜び、ペットの犬をジンにプレゼントする。
サンの回想のときに、ジンが連れてきた犬にはこういう理由があったのですねえ。でもサンは喜んでました。
やがて工場は閉鎖となり、ジンは一人の男と共に再度工場長の家へと向かう。今度こそ殺す気だ。
こう考えたジンは、車を降り、真っ直ぐに家へと向かった。そして何度も工場長を殴りつけた。そのおかげで、命拾いをしたのだ。
ジンは家に帰り、洗面所で返り血を洗っていた。どこへサンが心配して、様子を見に来る。
サンのことを思い、真実を話そうとしないジン。亀裂は深まっていく。
ソーヤーがジンを見つけ、ビーチへと無理やり連れてきた。人々が何があったのかと集ってくる。
ジンがマイケルに何か言うが、言葉が通じないので、怒りが増すばかり。マイケルはジンの顔面を数度殴りつける。見かねたサンが「やめて」と英語を話す。ジンは、サンが英語を話せることを知らないのだ。
そして他の皆も、マイケルとケイトを除いてそのことを知らなかった。
サンは、ジンが見つけたときにはすでにボートが燃えていて、火を消そうとして火傷を負ったのだと説明する。
ソーヤーはサンがかばっているのだと指摘をする。ここへロックさんが登場ですよ~。
この島には我々のほかにも人がいる。そいつらがやったことだ、と。
ジンは荷物をまとめて洞窟を去り、ビーチへと向かう。サンが泣きながら、やり直せないかと訴えても無駄だった。「もう遅い手遅れなんだ」うーん、お互いを思いやるばかりに心が遠ざかってます。切ないですねえ。
ジンの父親は生きていた。結婚するときに、田舎で漁師をしているのが恥ずかしいので、死んだことにしていたのだ。ジンは素直にそのことを詫びる。父親は笑って許す。いい人だなあ。アメリカに残って、そのまま戻るな、なんて言ってくれるのだもの。
ボートに火を付けたのはウォルトだった。ロックは気付いていながらも、嘘を付いたのだ。
引越しをしたくないここが好きだ、切実な表情で話すウォルト。
ロックもこの島にある、謎めいた力に惹かれている。二人はどこか似たもの同士なのかもしれない。
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