『LOST』でジョン・ロックを演じているテリー・オクィンさんが、2007年エミー賞ドラマ部門の助演男優賞を授賞されました!!おめでとうございます。シーズン3のジョンは、涙なしでは見られませんもの。IMDbには早速トロフィーを持つテリー・オクィンの写真がupされていました。こぼれんばかりの笑みで、本当に嬉しそうです。
以下の文章ではLOST3に関するネタバレを含みます。
ご注意ください。
LOST3 #16 新たな仲間
この中に入ったら胃が痛くなりそうな四人組で、仲間のいるキャンプへと向かいます。
ただ黙々とあるくしかないですよ…。サイードが日が暮れると危険なので、ここいらで野宿しようと提案し、準備にかかります。ジャックとケイトは薪拾い。なんだかぎくしゃくしたまま。ケイトが一生懸命に話し掛けても、ジャックはつれないまま。一方サイードはジュリエットに質問攻めです。まず何者なのか白状しろと。
「私がやったことを全て話せば、私を殺すことになるわ」
「言わなくても殺す」
サイードは敵意丸出しです。いや、その気持ちはよく分かります。ジュリエットは、また作り物の笑みを浮かべるようになりましたもの。きっと何か企んでいるような…。
薪拾いから帰ってきたジャックは、自分がジュリエットを保護すると宣言し、サイードと争う構えです。ケイトはジュリエットを良く思ってないし。ジャックが庇えば庇うほど、印象が悪くなるのでは。
ジュリエットのフラッシュバック。
ああイーサンですよ!最近よく登場しますね。ジュリエットが転職を決意したところです。姉のレイチェルはガンになったけれど、ジュリエットの研究のおかけで妊娠することが出来ました。
守秘義務のために、建物の入り口でジュリエットとレイチェルはお別れです。
ヘララト航空って、いかにも架空の会社名だなと思いつつ。ジュリエットは、いつまでたっても目的地を教えてもらうことができずにいます。オレンジジュースを持ってきてくれたけど、思いっきり何か粉薬を入れてるし。
睡眠薬を入れて、眠っている間に連れ去ろうという魂胆ですか。おおジュリエット一気飲みですよ。
あっという間に意識が遠のいていきます。目を覚ますと、簡易ベッドに体ごと拘束されていました。ああ矢張り胡散臭い会社だ…と思ったら、イーサン登場。これがあの潜水艦だったんですね。揺れるから体を拘束したと説明しますが、薬のせいで声も出ません。こんな何もない所に連れてこられるなんて、夢にも思わなかったでしょうに。
アーロンが泣き止まず、チャーリーが心配して様子を見に来ました。抱きかかえてあやしてあげます。クレアはすぐ側で横になっています。頭痛がして眠れなかったとのこと。チャーリーがアーロンの面倒を見てあげることになりました。
「スリーメン・アンド・ベイビー」
ソーヤーが、アーロンとチャーリーとハーリーの三人を見て茶化します。ハーリーが二人分って(泣)にしても懐かしい映画のタイトルを言ってくれるじゃないですか。クレアの頭痛が酷いと聞き、アスピリンの準備をしようとするソーヤー。ふと海岸線に目をやると、ジャックがこちらに向かって歩いてきます。
一人、二人とジャックに気付き、駆け寄っていきます。
ためらっていたソーヤーですが、ジャックとハグをしてお互いの無事を喜びます。
ソーヤーはケイトが帰ってきて、とても嬉しそう。でもその距離は微妙なものがありますね。周囲の目もあるから、礼儀程度のハグを交わします。ケイトがためらっているという感じです。
ジュリエットに気付いたソーヤーは、怒りを露わにします。そりゃそうだよね。しかもジャックが庇ったら、ますますムカツキますって。
一人浜辺に座り込むジュリエット。ハーリーが近づいてきました。優しいねえ、と思ったら見張りに派遣されたのでした。トホホ。イーサンのことがあるからだそうです。これがデズモンドとかだったら、余計に気まずくなりそう…。
ジュリエットがこの島に来たのは、妊婦が出産前に亡くなってしまうという原因不明の病が起きていたからでした。ジュリエットが努力しても、その甲斐無く妊婦さんは亡くなってしまいました。無力さに打ちひしがれ、ジュリエットは姉の下へ帰りたいと訴えます。しかしベンジャミンは、姉のレイチェルのガンが再発し、出産する前に死んでしまうだろうと、更に追い討ちをかけます。外部との連絡役のミハエルが、情報を手にしたというのです。
もしもこのまま島に残れば、姉のガンを治してあげよう。この島ではガンを発症するものがいない。ジェイコブなら治せるだろうと。あのー、ジェイコブって誰ですか?また新しいキャラが増えるのでしょうか…。
ジュリエットの処遇を巡り、キャンプは紛糾中。ソーヤーはイラク人に聞き出してもらえと言い、サイードはもう拷問はしないと呆れ顔。クレアは「ジェイムズ!」とソーヤーの本名を呼んで、黙らせようとします。
堂々巡りで、誰がこの話合いを終わらせるの~と思ったら、クレアが吐血。
ジュリエットは「私のせいだわ…」と呟きます。えええ、お前のせいかい!!
この島で妊婦が出産できない理由は、胎児を異物と認識して、母体が攻撃をしてしまうから。ジュリエットは症状を抑える血清を作り出したのでした。妊娠後期に攫われたクレアは、血清を注射され無事に出産をしたのだと説明をします。血清を接種しなければ、免疫系が停止してしまう。ジュリエットはそう話をします。島の外で妊娠をしても、この島にいれば発症する病。イーサンが寝静まった夜中に忍び込み、クレアの羊水を採取したのです。やっぱり怖いわ。うーん、クレアと赤ちゃんを助けるために、殺人まで犯すのかい?イーサンの正体がばれて、彼が独自に下した判断と言ってもねえ。
ジュリエットが妊婦さんの手術中に見つめあっていた医者って、グッドウィンだったのね。彼も医者だったわりには、殺人鬼だよなあ…。結局はアナルシアに殺されたけど。
血清はイーサンが隠していたはず、とジュリエットはジャックに話をして隠し場所へと向かいます。
しかーし、ソーヤーとサイードが後を付けていました。
ジュリエットが怪しいと分かっていても、証拠がなくてはどうしようもできません。逆に彼らの過去を知っているジュリエットに、脅されてしまいます。嫌な女だよ…。そんな言い方したら、ますます嫌われるというのに。
なんだか今回のことで偽善者ぶっているとしか思えないのですが。
ジャックたちの乗っていたオーシャニック航空機の事故は、ブレイキングニュースとして扱われていたと改めて分かりました。ってことは、捜索隊が勿論出ても見つからなかったのですね。行方不明者のリストを見て、ミハエルが情報を集めたのです。ジュリエットはそこで、姉が男の子を出産したと知らされます。故郷に帰るためには、協力するしかない。
ケイトと手錠で繋がれていたのも、全て計画のうちでした。ジュリエットがキャンプに忍び込むための。
罠ですよ罠。サンが妊娠したのが気がかりです。彼女を狙っているのかなと。だってジュリエットはジンを見ていたでしょ。一週間後に!?って何があるのでしょうか。
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