88年の銃撃事件後に姿を消した女性メイ・ピアソンが、当時の同級生の目撃情報からカジノで働いている所をヴェラとウィルに捕まりました。88年の捜査妨害に94年の出頭命令無視と、捕まる理由には事欠きません。
メイは奥さんでもないのに、なぜ被害者のクラムの側にいたのでしょう。クレムの奥さんはサリーだったのに。
真冬のフィラデルフィア、寒そうです。
スティルマンのもとを、リタ・ハートンという女性が訪ねてきました。かってはスティルマンだったのよ、と微笑んで見せるその姿に、リリーはスティルマンの気持ちを察して場を外します。
夕べ泥棒が入ったの、とスティルマンの所に来た理由を説明します。再婚相手のジョーは、出て行ったと話をします。ああスティルマンが動揺していますよ…。
姿を消していたメイに、当時の話を聞きます。
奥さんのサリーは、近所で飲むと聞いていたのに、どうして一緒にアトランティックのハイウェイにいたのか。
フィラデルフィアに送ってもらう途中だった、メイの重い口が開きます。
車に追突され、そして射殺された。ならどうしてメイは姿を消さなければならなかったのか。
メイは歌手になるために、ニューヨークへと旅立とうとしていました。
クレムは自分は夢を追いかけるタイプでないから、ここに残るといいます。そしてサリーと結婚すると。
現在のサリーは花屋を営んでいます。
ここでリリーのある過去が!なんと十九歳で駆け落ちしようとしたのです。バイク好きの飲んだくれだったけど、この人しかいないと思っていた。でも裁判所の前まで行って、怖気づいて駄目になってしまったそうです。
でもクレムとサリーは違いました。怖気づかなかったのです。
82年、二人はできちゃった婚をしました。
現在と違って、かなり白い目で見られたでしょう。友人のピーティは酔っ払って教会へとやって来ました。
クレムに向かって
「本当はメイと一緒になりたいんじゃないか」
と絡んできます。ピーティは大学の奨学金を打ち切られ、町に戻ってきたのです。メイとも別れて。サリーもなんだか心当たりがあるような表情です。
現在のピーティーは刑務所にいます。
85年には他に彼女もいて、メイとの関係は切れていたのだと。クレムは結婚を早まったかもしれないと、愚痴をこぼしていました。そして、サリーとピティーが近づくことになったのです。
寂しい男女がいたら、近づくのは当たり前ってやつですか。
スティルマンはやはり元奥さんに未練ありで、ディナーの約束にこぎ着けましたよ。金曜の夜7時は早い方ですよね。きっと。元奥さんは今までの経験から、ドタキャンされるのではと疑っています。今は管理職だし、金曜の夜は暇なんだと必死なスティルマン。なんだかいつものボスらしくないですよ。
86年。
クレムは午前様。サリーは今日はバレンタインデーで、張り切って準備していたのにと残念そうです。
イベント忘れちゃ駄目ですよね。サリーはクレムとの生活は幸せだった、と最初は言っていました。
しかし思い出すことは、幸せなことばかりではないのです。メイの母親の葬式に、クレムが出席したことも思い出しました。サリーはピーティとの浮気を聞かれて、求められたから答えただけで、愛情なんかなかったと。ああサリー、それはそうかも知れないけど、もうちょっとこう遠まわしに言って欲しかったなあ。
メイはニューヨークへ行くも、夢破れて後に残されたのは借金の山でした。そこへ葬式に来たクレムが、一緒にやり直そうと言い出して。過ちと言ったけれど、本当にそう思っているの?
ピーティーはヘンリー・マックという男に雇われて、盗んだ車をフィラデルフィアに運んでいました。しかし、マックはクレムが死んだ日と同じ日に、駐車場で撃たれて死んでいました。墓の中じゃ、聴取は取れません。
二つの事件には繋がりがあるはずです。
ピーティーは、69年製のシボレーに乗ったクレムを見たのが最後だったと話をします。確かメイが乗っている車、シボレーだったよね。メイはクレムを殺したのはマックだと言います。だったら、なぜ当時に警察に本当のことを言わなかったのでしょう。マックを殺した誰かを庇っているから?だとしたらそれは。
なんでメイがこんなにもてるのか、全く分かりませんでしたよ…。
ピーティーが、実はいい人なのは分かったけど。
今回が全曲ブルース・スプリングスティーンの話でした。曲に合わせて脚本を書いたのかなと思ってしまうぐらい。
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