島に来た当時のジュリエットは、注目の的でした。そのため周囲に溶け込めずにいます。ベンは一軒家を与え、特別扱いをしているのもあるのでしょう。ジュリエットは“半年しか島にいないのに”防御線を張っています。そんな彼女にベンはカンセリングを受けるように勧めました。担当の女性ハーパーは、アナルシアに殺害されたグッドウィンの奥さんです。シーズン2のネタがこんなところに繋がるなんて。
時は現在。ハーパーはベンの伝言をジュリエットに告げに来ました。
“ケプラーとシャーロットの二人はテンペストに向かっている。彼ら二人を殺害すること”
そして、ベンは狙い通りの場所にいるのだと。ジョンはベンの手のひらの上で踊らされているのかな。心配です。
テンペストとは島に電力を供給している発電所のことでした。ジュリエットはジャックに助けを求めます。
ジャックも相変わらず弱いんだから。
ジュリエットはグッドウィンと不倫の関係になっていました。なんだかねえ。
ハーパーはそのことを警告しますが、彼女が一番恐れているのはベンの存在。二人の関係がベンにばれてしまったら、グッドウィンの身が危ないというのです。ジュリエットはあの人に瓜二つと言うけれど、誰のことなのかな。
フィリップ・K・ディック作の『ヴァリス』を読み、時間を潰すベン。
背中に数字のあるウサギは食べるな、って一体何のことですか。ちょっとしたことが、意外な伏線になるのですから。ベンはジョンに対して取引を持ちかけます。監禁からの自由と引き換えに、島の秘密を教えると。
壁に掛けられた絵の後ろから、隠し金庫が出てきました。中にあるのは“RED SOX”と背ラベルに書かれたビデオテープ。試合の上に録画された映像に秘密があるそうです。
そこに映っているのは、チャールズ・ウィドモアでした。ペニーの父親です。
ベンの仲間を捕らえて、車で連れ去る場面が流れます。敵のボスがチャールズ・ウィドモアだなんて。
先週のエピソードで、ブラックロック号の航海日誌を手に入れていたけれど。島の奇跡だけが目的とは思えません。ペニーが島のことを知っていたのも、父親から情報を得ていたのでしょうか。
ウィドモアに関しては、まだ推測の域を出ない部分も多いようです。
グッドウィンたちは、ベンの命令により島の住民を全員抹殺できるだけの化学物質を作り上げました。
スイッチ一つで人が死ぬ。
そのときの化学薬品による火傷がもとで、ジュリエットとグッドウィンの二人の関係が近づいたのは皮肉以外のなにものでもないけれど。
この物質のおかげで、ベンの意にそぐわぬ住人たちがまとめて殺害されたのですね。
そして埋葬されることもなく、ただ穴をほっただけの場所に捨て置かれている。
ダンとシャーロットの二人は、毒ガスを不活性化させるためにテンペストへと向かったのでした。
ジュリエットはダンとベンとどちらの言い分を信じるかで迷っています。
その間にもシャーロットが襲い掛かってくるという(汗)訓練を受けていないわりに、シャーロットめちゃ強いんですけど。ただの人類学者じゃないな・・・えらい凶暴ですよ。
さすがのジュリエットも、ベンの瞳に宿る狂気を思い出したようです。
「君は僕のものだ」
ジュリエットもジャックのことが好きだったとはね。いまいち何考えているのかよく分からない人だから。
ケイトはソーヤーのもとを離れビーチに戻る途中で、シャーロットに殴られ気絶してしまいました。そこを助けたのはジャック。個人的にはこの四画関係はあまり興味がわきません。
だって、フラッシュフォワードを見ているとジャックはケイトに未練があるけれど、ケイトにはすっかりその気がないようですから。
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